【WWE】RAW(10月6日・日本時間7日/テキサス・ダラス)【映像】元チアの美人レスラー、「セクシーすぎる」気合の所作…

【WWE】RAW(10月6日・日本時間7日/テキサス・ダラス)

【映像】元チアの美人レスラー、「セクシーすぎる」気合の所作

 元チアリーダーの美人女子レスラーが気合のセクシー所作で覚醒。ファンが騒然となる一幕があった。

 WWE「RAW」で女子インターコンチネンタル王者ベッキー・リンチとマキシン・デュプリがノンタイトル戦で激突。ベッキーが格の違いを見せつけると思われた一戦だったが、意外にも“弱いけど可愛い枠”のマキシンが粘り腰を発揮。最後は王者をカウントアウトに追い込み、キャリア最大の大番狂わせを演じた。

 先週のバックステージでは、仲間の戸澤陽がベッキーの“八つ当たりグーパン”でKOされるなど、周囲を巻き込むピリピリムード。これに業を煮やしたマキシンが怒りの対戦要求を叩きつけ、リングでの直接対決が実現した。

 元チアガールからプロレスに転身したマキシンは、常に“可愛いキャラ”としてファンに愛されてきた。これまでも善戦はあったが、メインロースターでは連戦連敗。しかしABEMAのWWE解説・堀江ガンツは「最近力強さが加わってきた」「ちょっと前だと弱々しさ、ひ弱さを感じたが、ベッキー・リンチ相手でも果敢に立ち向かっている」と評価し、万年劣等生に覚醒の兆しを見ていた。

 試合は序盤からベッキーが髪を掴んでコーナーに押し込み、格の違いを見せる展開。しかしマキシンもアームバーからのテイクダウンで応戦し、元チアガールらしい身体能力を披露する。ルー・テーズ・プレスや場外キャノンボール・セントーンも繰り出し、「カモーン!」と闘志を爆発させ観客を沸かせた。

 試合中盤、気合をさらに高めるかのように、相棒オーティスを彷彿させるダブルショルダーを脱ぎ捨て、今までにない形相で再び「カモーン!」と絶叫。重ね着を外しただけなのに色気が漂う仕草にファンも「脱いだ」「脱ぐんかい!」「セクシー」「いい衣装だ」と盛り上がりつつ、「覚醒したマキシン」「気合充分でいいぞ」「なんか勝てそう」と勝利への期待も高まる。
 
 その後もクロスアームバーを切り返し、アンクルロックを決めるなど粘り強く食らいつくマキシン。場内には彼女の試合ではこれまで聞かれなかった「This is awesome!(ヤバい試合だ!)」のチャントまで響いた。

 だが終盤、ベッキーが苛立ちを爆発させ、場外で実況席やバリケードにマキシンを叩きつける荒れ模様。さらにステップスへの攻撃で痛めつけ、観客を挑発しているうちにカウントは進み――まさかの10カウント。ベッキーは痛恨のカウントアウト負けを喫した。

 SNSでもアップセットで大盛り上がり「マキシンが勝った!?」「脱いだ瞬間から流れ変わった」と半ばネタのような盛り上がりを見せるなど、敗者よりも勝者の“覚醒演出”が大きな話題に。執念を見せたマキシンがキャリア最大の勝利を手にした。(ABEMA/WWE『RAW』)