◇米国男子◇ベイカレントクラシック Presented by レクサス 初日(9日)◇横浜CC(神奈川)◇7315yd…

石川遼は3オーバー59位スタート

◇米国男子◇ベイカレントクラシック Presented by レクサス 初日(9日)◇横浜CC(神奈川)◇7315yd(パー71)

開幕前日のプロアマを体調不良で欠場し、静養していた石川遼は3オーバー「74」で59位と出遅れた。8日(水)の深夜に39℃近い発熱があり、朝になって少し落ち着いても38℃ほど。腹痛もあり、「ずっと寝ていました」とクラブを握ることなどできなかった。

予選カットがない4日間で状態を上げていけるか

平熱まで戻って無事ティイングエリアに立った初日。本人は体調に言及するよりも「スイングの状態が良くなかった」と強調した。台風接近の影響で午前6時56分という早朝のスタートから強風も吹き荒れるタフなコンディションだったが、「きょうは話にならない状態。(風で)やりにくい、やりやすいの次元ではなかった。」と、あくまで自らのプレー精度を悔やんだ。

出だし10番からパーを並べていた中、14番で先行したトリプルボギーが重くのしかかった形。この日の平均スコア「4.577」で最難関だったホールは、大きく右にドッグレッグするパー4。強烈なアゲンストの風が吹き、ティは少し前に出ていた。最初はフェアウェイウッドを握った石川だが、ドライバーに持ち替えて立ち位置も大きく右にスライド。クラブも球筋もプラン変更した一打を右にミスしてブッシュに打ち込み、ロストボールとなった。

体調不良から回復して出場にこぎつけた

「出球が(つかまり気味で)自分の理想のラインより1本どころか、2本とか3本、左に出てドローしている感じだった。すごくイヤな感じがあって、そこまでの傾向を加味して、自分の本来のドローで行くのは厳しいかなと思った」。強烈なアゲンストに対し、つかまりすぎたドローボールでは左の大ミスにつながるとの判断だったが、「そもそもスイングの状態が良くなかったのでフェードも良くなかった」。スタート前の練習でも確かめていた1Wのフェードはスライスのような軌道で狭い右サイドに曲がり、暫定球も左ラフを突き抜けて斜面の下まで転がる大トラブルだった。

スイング、ショットの状態が悩ましかった一日

後半5番でボギーを喫した直後、6番(パー5)で唯一のバーディを決めてバウンスバック。14番を除けば1バーディ、1ボギーというプレーも「フォローの(風が吹く)ホールでウェッジを持ってピンを狙ったところで一回もチャンスを作れず、ものにできなかった」と首を横に振る。カムバックを目指すPGAツアーの一戦で下を向くつもりはない。「自分的には風が吹いてもらって、難しいコンディションの方が、まだ上位に行けるチャンスはあるのかな。まずは自分でそう確信できる状態まで持っていくこと。あしたの早い段階でつかめれば」。残り54ホールに臨む前に、立て直しを急ぐ。(横浜市保土ヶ谷区/亀山泰宏)