国民スポーツ大会(わたSHIGA輝く国スポ)はすべての競技を終え、滋賀県は男女総合と女子総合でいずれも1位となった。8…
国民スポーツ大会(わたSHIGA輝く国スポ)はすべての競技を終え、滋賀県は男女総合と女子総合でいずれも1位となった。8日、総合閉会式が彦根市の平和堂HATOスタジアムであった。
閉会式のウェルカムフェスタで、フラダンスや「江州音頭健康体操」のパフォーマンスがあり、各競技の熱戦の様子が大スクリーンに映し出された。
滋賀県は男女総合と女子総合でいずれも1位となり、秋篠宮家の次女佳子さまから天皇杯と皇后杯の賜杯(しはい)がそれぞれの代表に手渡された。開催地で両方とも優勝したのは茨城国体以来、6年ぶり。
総合成績1~8位の都府県には、県産の「びわ湖材」(ヒノキ)製の額縁に収められ、県産の「なるこ和紙」を使った表彰状が贈られた。
炬火(きょか)は25日に開幕する全国障害者スポーツ大会(わたSHIGA輝く障スポ)に引き継がれ、障スポの陸上競技の近藤寛子さんら代表選手のトーチに分火された。
国スポ旗は三日月大造知事から、次回開催の青森県の宮下宗一郎知事に引き継がれた。三日月知事は「(大会は)たくさんの輝きに満ちていました」と述べ、閉会を宣言した。(高田誠)