2冠王のシュワバーも結果を残せていない(C)Getty Images まさかの大ブレーキに球団OBもフラストレーションを…

2冠王のシュワバーも結果を残せていない(C)Getty Images

 まさかの大ブレーキに球団OBもフラストレーションを隠せない。

 現地時間10月6日、フィリーズは、本拠地シチズンズバンクパークで大谷翔平や山本由伸、佐々木朗希らが所属するドジャースとの地区シリーズ第2戦に臨み、3-4と惜敗。ディフェンディングチャンピオン相手に苦戦を強いられ、0勝2敗でリーグ優勝決定シリーズ進出に王手をかけられた。

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 何よりも痛いのは、主軸3人の不振だ。第2戦では、首位打者の1番トレー・ターナーが4打数1安打2三振、本塁打王&打点王の2番カイル・シュワバーが3打数無安打2三振、MVP2度の3番ブライス・ハーパーが3打数無安打1三振。計10打数1安打5三振にとどまり、2戦で計21打数2安打、11三振と役割を果たせていない。

 そんな現状に苛立ちを露わにしているのは、かつてフィリーズで救援投手を務めていた球団OBのリッキー・ボタリコ氏だ。第2戦終了後、地元局『NBC Sports Philadelphia』の番組に出演し、「全く割に合わない。彼らはポストシーズンで結果を出すために高給をもらう選手たちだ」と不満を口にしている。

 加えて、「確かに彼らは、過去のレギュラーシーズンで存在感を示してきた。しかし、本当に重要な試合はどこだ?」と疑問符を投じ、「10打数1安打だなんて受け入れられない。これは許容できない数字だ」と強調。「彼らは仕事をこなせていない。それが今の結論。2連敗の理由は、まさにそこだ」と繰り返していた。

 もう後がないフィリーズだが、果たしてここから巻き返せるだろうか。

[文/構成:ココカラネクスト編集部]

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