ロバーツ監督も結果を残した佐々木を信用しているようだ(C)Getty Images 日本人ルーキーの評価がうなぎ上りだ。…

ロバーツ監督も結果を残した佐々木を信用しているようだ(C)Getty Images
日本人ルーキーの評価がうなぎ上りだ。
現地時間10月6日、ドジャースはフィリーズとの地区シリーズ第2戦に勝利し、2勝0敗でリーグ優勝決定シリーズ進出に王手をかけたが、その最後はややヒヤリとする展開に。4-1で迎えた9回裏、3番手ブレーク・トライネンが2失点を喫すると、4番手アレックス・ベシア、5番手佐々木朗希が火消しに成功した。
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中でも9回二死一、三塁から登板し、2連勝に大きく貢献している佐々木の投球に対しては、指揮官の評価も高い。7日、ドジャース専門メディア『Dodgers Nation』などの取材に応じたデーブ・ロバーツ監督は、「間違いなく最も主要な選択肢だ」と話し始め、“抑え”としての働きを高く評価している。
しかし、まだ5試合しか救援経験がない点に触れた上で、「彼が全ての試合を締めるわけにはいかない。それは現実的じゃない。他の投手も起用しなければならない」とも語ったロバーツ監督。「理にかなえば、彼が試合を締める」と強調しつつも、期待と負荷管理の「バランス」を課題として挙げ、次のように続けていた。
「僕と投手コーチ陣が話し合うのはそういうことだ。僕らは誰よりも選手のことを理解している。毎日話し合い、選手たちを最高のポジションに置くつもりだ。もし可能なのであれば、ロウキに毎日投げさせたい。しかし、それは現実的じゃないと思う。繰り返すが、僕らは何度も話し合い、それから判断を下す」
一方で、9月の12試合で5敗、防御率9.64と苦戦しながらも、レッズとのワイルドカードシリーズ2試合で結果を出していたトライネンについては、「登板前は勢いを取り戻しつつあると感じていた」と言及。「大舞台での実績は申し分ない。ただ、これまでの鋭さが感じられない」と指摘しており、信頼を失いつつあるようだ。
[文/構成:ココカラネクスト編集部]
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