呼気キーホールド機能呼気中のアルコール検出アルコールチェッカーとエンジンを直結させ 「飲んだら乗るな。乗るなら飲むな」。…

呼気キーホールド機能

呼気中のアルコール検出

アルコールチェッカーとエンジンを直結させ

 「飲んだら乗るな。乗るなら飲むな」。昭和期の飲酒運転を無くす標語です。

現状は効き目無し。そもそもこのキャッチフレーズはもう聞かない。

飲んだらエンジンが掛からないから、車は動かせない。車を動かしたいなら飲むな。

便利なリモートキーレスエントリー(スマートキー)にアルコールチェック機能を付けるのも、飲酒運転を撲滅するには効果的なのかもしれない。

結局ハンドルを握る人の理性とモラルに委ねるしかないのでしょうか?

【関連記事】思慮分別の無い飲酒の常態化を防ぐ

私にだって、欲望に対して出来る制御はあるはずです。方法が問題です。
強い欲望をしっかり覆いかぶせることができるだけの、『生き方』『時間の使い方』の確認を繰り返しています。

正直言います。
飲もうと思えば、とことん飲んでしまう質なのです。チビチビと思っても、すこしずつブレーキがあまくなる。結局大酒をかっ食らうことになる。
だから、余程の事がない限り、日常お酒は飲みません。

危険運転罪と過失運転罪。
社会の中でどのような運転が危険運転に該当するのか?それとも過失運転でとどまるのか?
両者の線引きを速度と飲酒量で判断する報告書が、法務省の検討会から示されました。(※1)区切り線をどこに置くかの議論は大切でしょう。

だけど、そもそも危ない運転をする、してしまう、原因は何か?を重要視したい。
とにかく飲酒する、アルコールの体内残存する事を第一に挙げたいのです。

人の体質は様々で、実際に起こす行動の範囲も千差万別です。
お酒に含まれるアルコールに対して、認知力にどれほどの量が影響するのか?どんなミスを犯してしまうのか?

はっきり言って、当事者の心身の状態が深く関与する。だからその場でないと分かりません。

車を運転している状況は刻一刻と変化する。その時の判断力と行動力は、ドライバーの正常な健康状態、体調によって、基本中の基本として支えられているのです。
そして、アルコールは大なり小なり脳神経を麻痺させてしまう働きがあることを、絶対に忘れてはいけません!!(*1)

依存効果もあるのです。SNSの中毒性を否定できないことから、スマホ使い過ぎ対策も世間では熱を帯びつつある。スマホ電源の自動オフ機能を搭載させる提案もあるのです。(*2)

だから思うのです。
運転席に座ったら、真っ先にアルコールチェックするのです。「する」ではなく「しなければならない」状況を創る。許容量のレベルに達したら、車のエンジンが掛からないシステムを搭載するのです。若しくはスマートキーにアルコールチェック機能を付ける。

確かに口腔内の健康や口臭を抑える、薬用部外品のマウスウォッシュがある。アルコール溶媒なので、アルコールチェッカーが反応するケースがあります。

当然、道路交通法以外の法律が絡んで来る。人の行動をどの程度縛ることができるか?現実性かは低いのかもしれません。制度設計も然り。備え付けるセンサーの精度調整も詰めなければならないでしょう。
旅客機パイロットの飲酒リスクだって問題視されている昨今。規制強化の機運は高まりを見せているはずです。

新しい呼気中アルコールのキーホルダー機能のアイデアでした。

【出典】
(*1)平成31年2月 国土交通省 飲酒に関する基礎教育資料
(*2)2025年10月3日読売新聞 総合面 若者ほど依存リスク

[文:健康わくわくサイト]

※健康、ダイエット、運動等の方法、メソッドに関しては、あくまでも取材対象者の個人的な意見、ノウハウで、必ず効果がある事を保証するものではありません。

【関連記事】あなたの肺は大丈夫?3つ以上当てはまる人は危険!肺の機能低下を知るためのチェックリスト

【関連記事】「喫煙」による金銭と時間の浪費について

【関連記事】たばこの中毒を断ち切る信条

株式会社SOily 代表取締役 岡本 頼幸

岡本 頼幸

幼少時代から生命の不思議に取り付かれてきました。
生体の分化発生の不思議を研究 ~ 免疫検査を通しての患者様への想い ~ 医療・健康機器のユーザー様から頂いた奉仕の心・・・。
これらのことから医療・健康の大切さを、長年にわたって実感して参りました。
今、予防医療というポピュレーションストラテジーが重要になっています。
更に「競技スポーツ」に「健康スポーツ」という親しみ易い概念も取り入れようとしています。
みなさまが人生の目的を達成するために大切な、「健康」についてのトレヴィアをお届けしたいと思っています。
みなさまの目となり耳となりそして足となって得た豆知識を、私の経験を交えてできるだけ分かり易くお伝えできれば幸いです。