◇米国男子◇ベイカレントクラシック Presented by レクサス 事前(8日)◇横浜CC(神奈川)◇7315yd…

生源寺龍憲は国内ツアー賞金ランキング1位としてPGAツアー初出場

◇米国男子◇ベイカレントクラシック Presented by レクサス 事前(8日)◇横浜CC(神奈川)◇7315yd(パー71)

2019年、大学生だった生源寺龍憲は千葉県のアコーディア・ゴルフ習志野CCで行われた「ZOZOチャンピオンシップ」に足を運んだ。もちろん、お目当てはタイガー・ウッズ。「でも、ちょっと人が多すぎて…。タイガーだけ、やっぱりギャラリーの数が異常でした」。日本初開催の記念すべき一戦をPGAツアー最多に並ぶ82勝目で彩ったレジェンドは、見るだけでもひと苦労だった。

一挙手一投足を目に焼きつける…とはいかなくても、「日本でゴルフのツアーをやって、こんなに人が来るんだ。ポテンシャルがまだまだあるんじゃないかって感じました」。プロを目指す上で、これ以上ない刺激的な光景だった。「これまではロープの外で見ていましたけど、ロープの中で体験できるのはすごくいい経験になる」。国内ツアー賞金ランキング1位としてつかんだPGAツアー初出場の喜びをかみ締めた。

かねて口にしているPGAツアー挑戦への思いを強くしたのは、アジアンツアーへの積極的な参戦を繰り返す過程でのこと。「まだまだ自分の知らない世界がいっぱいあって、それを見たい、自分がどこまでやれるのかなって」。今週は慣れ親しんだ日本のコースでも、その目指す舞台のエッセンスを感じられる部分が確かにある。「表現が適切かは分からないですけど…」と言った上で「日本にいるのに、海外のコースにいるみたいな感覚。フェアウェイのラインの作り方とか、バンカーのライン…なんか“異空間”にいるような感じです」

このまま賞金レースのトップを走り続け、PGAツアーの予選会(Qスクール)にファイナルステージから挑むことが残りシーズンで描く青写真。本場のツアーメンバーがフィールドのほとんどを占める4日間の戦いは、自分の現在地を知る絶好の機会にもなる。

「今シーズンの目標にしてきたところでもありますし、日本のコースでやるので、日本人選手としてはアドバンテージだと思う。その中で自分がどのような順位でフィニッシュできるのかが、これからの指標になっていくんじゃないか」。国内トップランカーとして臨んだ会見場で、腕試しへ力こぶを作った。(横浜市保土ヶ谷区/亀山泰宏)