全日本バレーボール高校選手権大会に30年連続で秋田県代表となっている県立雄物川高校(横手市)の男子バレーボール部監督の…

 全日本バレーボール高校選手権大会に30年連続で秋田県代表となっている県立雄物川高校(横手市)の男子バレーボール部監督の教諭(46)が、部活で部員に体罰を加えたとして、県バレーボール協会から1年間の謹慎処分を受けたことが分かった。処分は6日付。

 9月下旬に部員の保護者から「体罰があった」と学校に連絡があり、発覚した。匿名のメールで通報を受けた県協会も4日に学校側から事情を聴き、複数の部員に暴力行為の体罰があったことを確認したという。

 学校は取材に「調査中で詳しくは答えられない」としている。17日から始まる全日本バレーボール高校選手権の県代表決定戦には出場するという。

 雄物川高は、1日まで滋賀県で開かれた国民スポーツ大会少年男子で3位に食い込むなどバレーボールの強豪校。監督は同校バレーボール部出身で日本代表歴もあり、2008年北京五輪などに参加した。14年から母校の監督を務めていた。