19位に沈むソシエダで久保も苦しんでいる(C)Getty Images ラ・リーガ第8節のゲームが現地時間10月5日に行…

19位に沈むソシエダで久保も苦しんでいる(C)Getty Images

 ラ・リーガ第8節のゲームが現地時間10月5日に行われ、久保建英が所属するレアル・ソシエダはホームでラージョ・バジェカーノと対戦。2試合ぶりの白星が期待されたものの、0-1で敗れた。久保建英は後半途中から出場するもチャンスを作ることが出来ず、今季5敗目を喫したチームとともに、厳しい批評に晒されている。

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 久保はこの試合、0-0で迎えた60分に交代出場。右サイドで攻撃参加を試みるも、幾度となくファウルを受けるなど相手の厳しいマークに手を焼いた。思うように前を向かせてもらえない状況が続き、チームも決定機を生み出せないままゲームが進んだ。そして84分という最終盤に痛恨の失点を喫している。相手ゴールキーパーから繋がれたボールが瞬く間に自陣に運ばれると、ディフェンスが対応出来ないまま最後はDFアルフォンソ・エスピーノに押し込まれた。

 レアル・ソシエダはアディショナルタイムにルカ・スチッチがゴール正面からシュートを放つもキーパーにセーブされ、最後まで得点が遠いままタイムアップ。膠着する展開が続いた中、最後に競り負ける結果となった。

 この試合を終えリーグ19位と降格圏に沈むレアル・ソシエダに対する反響として、地元メディアからは極めてシビアな声が上がっている。『Noticias de Gipuzkoa』では、この試合を振り返り、「ラ・レアルは動かない。かみ合わない、説得力がない、何も伝わってこない」などとチーム全体のパフォーマンスを酷評。さらに、「このままでは先が見えない。事態は極めて深刻だ」などと現状への危機感を募らせている。

 また、試合後半での久保投入の効果も見られなかったと同メディアは指摘。「60分にセルヒオ・フランシスコ監督はスシッチとクボを投入したが、どちらも全く変化をもたらさなかった。むしろ、試合は勝つよりも負ける可能性の方が高いという感覚が徐々に広がっていった」などと分析する。

 スポーツサイト『MUNDO DEPORTIVO』によるゲームレポートでも、レアル・ソシエダの出場した殆どの選手が低い評価となる中で、背番号14に対しても苦言が並ぶ。同メディアは、「試合の流れを変えるために投入されたが、結果はまったく逆だった」と主張。他にもプレー内容について、「一度もマークを外せず、危険な場面もつくれずサイドバック相手に、背後のスペースを突く動きもなかった」などと論じており、「求められる水準からは程遠く、今季にかかる期待を考えればなおさら物足りない。非常に悪いシーズンスタートだ」と断じている。

 8試合を終え1勝2分け5敗と、苦境が続いているレアル・ソシエダ。浮上のきっかけがつかめないまま、2週間の中断に入る。日本代表活動に参加する久保とともに、どのような状態でリーグ戦再開を迎えるのだろうか。

[文/構成:ココカラネクスト編集部]

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