守護神として貢献している佐々木は「最も信頼できるリリーフ」と評価を受けている(C)Getty Images 再現性の高い…

守護神として貢献している佐々木は「最も信頼できるリリーフ」と評価を受けている(C)Getty Images

 再現性の高い、堂々たる投球に米球界内での声価も高まっている。ドジャースの佐々木朗希だ。

 春先の5月に右肩を痛め、マイナーでの調整の日々が続いた佐々木は、レギュラーシーズンの終盤になった9月に再昇格。中継ぎに配置転換され、圧倒的な結果を出すことが求められた。

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 ただ、投球フォームを修正し、一時は平均87.7マイル(約141.1キロ)にまでトーンダウンしていた球速帯も向上。100マイル(約160.9キロ)を超える真っすぐが常時出るようになり、背番号17は華麗な復活を遂げている。

 今ポストシーズンも2登板ながら防御率0.00、WHIP0.50、奪三振率13.50と好成績をマーク。デーブ・ロバーツ監督が「最も信頼できるリリーフの一人だ」と評し、試合を締めくくるクローザーの抜擢に見事に応えている。

 おそらく本人が望む役割ではない。それでも苦しんだ末にメジャーでのポジションを掴んだ佐々木には、現地識者たちも賛辞を惜しまない。

 ドジャースの専門メディア『Dodgers Blue』のジェフ・スピーゲル記者は自身のXで「23歳のルーキーが野球界で最も過酷な環境の一つに足を踏み入れ、しかも接戦の試合で、初のキャリアセーブを楽々と達成したことについて、どれだけ語っても足りない」と強調。その上で猛烈なバッシングを受けていた春先を回想し、「ロウキ・ササキを『軟弱』と呼んだ人々の愚かさが、今になって完全に露呈している」と皮肉った。

 さらにスピーゲル記者は、佐々木をメジャー級の戦力に引き上げたドジャースの“再生力”にもクローズアップ。「彼らはササキを正しい方向へと導いた」とし、次のように綴っている。

「誰もがドジャースの補強への資金投入について話したがる。だが、彼らの選手育成がどれほど優れているかに、もっと時間を費やして語るべきだ」

 マイナーで己を磨き上げ、メジャーの舞台に這い上がってきた。ようやくポテンシャルを発揮し始めた佐々木に、米球界内での関心は高まっている。

[文/構成:ココカラネクスト編集部]

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