MVP獲得へ、大谷には誰も及ばないと米メディアが主張した(C)Getty Images ドジャースは現地時間10月6日に…

MVP獲得へ、大谷には誰も及ばないと米メディアが主張した(C)Getty Images
ドジャースは現地時間10月6日に敵地でフィリーズと地区シリーズ第2戦に臨む。
第1戦は大谷翔平が6回3失点9奪三振と好投し、勝利に貢献した。そんな中、米メディア『EssentiallySports』は「いつものように、ショウヘイ・オオタニがスポットライトをさらった」と伝え、打者としては4打数無安打4三振に終わったが、「マウンド上では、話は全く別だった。トレー・ターナー、カイル・シュワバー、ブライス・ハーパーの3人は、いずれもオオタニの猛烈な投球を前に、合計9打数無安打、5奪三振に終わった」と、フィリーズの主力を完全に沈黙させたことを紹介した。
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同メディアは「二刀流のスーパースターが、ポストシーズンでの快進撃を牽引する。そして彼(オオタニ)にとってそれは、あらゆる記録を追いかけることよりも、自分が何者であるかを証明することに他ならない」と、大谷の存在意義をあらためて説明した。
MVP候補には、ナ・リーグで大谷と争うシュワバー、ア・リーグにはアーロン・ジャッジ、カル・ローリーがいるが、大谷については「ナ・リーグ屈指の打者でありながら、マウンドで40イニング以上を投げ切っている。そして、エリートレベルの投球をこなしつつ、50本以上のホームランを打つなど、事実上、前代未聞のことだ」とした。
「しかし、彼に対する唯一の明確な反対材料は、登板イニングが制限されていることだが、これはトミー・ジョン手術からの復帰であることを考えれば理にかなっている」と説明した。
「オオタニは唯一無二の存在だ。彼は今シーズン、打率.282、出塁率.392、長打率.622を記録し、55本塁打、102打点をマーク。7.7という驚異的なWAR(うち投手として1.1)を叩き出している。仮に彼が40イニングではなく140イニングを投げていたとしたら、MVP争いなど議論の余地すらなかっただろう」と、大谷の圧倒的な数字を紹介した。
「MVP争いの他の誰も、オオタニの二刀流のインパクトには及ばない。ポストシーズンでオオタニが調子を上げている今、彼のMVP獲得の論拠はますます強くなっている」と主張。大谷をMVPに推す声は高まるばかりだ。
[文/構成:ココカラネクスト編集部]
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