現地10月4日、ベルギーリーグ第10節が行われ、シントトロイデン31でメヘレンに勝利。日本期待の20歳FW後藤啓介が鮮…

 現地10月4日、ベルギーリーグ第10節が行われ、シントトロイデン3−1でメヘレンに勝利。日本期待の20歳FW後藤啓介が鮮やかな逆転ゴールを決めた。

 開幕6試合を4勝2分けの絶好のスタートを切って今季のシントトロイデンだったが、第7節から3連敗を喫した。迎えたこの日、前半40分に日本代表DF谷口彰悟のオウンゴールで先制される展開となったが、後半29分にアルブノール・ムヤがPKを決めて同点に追いつくと、後半42分に後藤が仕事をする。

 3試合連続でスタメン出場していた後藤は、左サイドのボックス内でMF山本理仁がボールを受けると、ゴール前でのポジショニングで相手DFを押しのけながら“前”に入る。そして、山本からの絶妙のグラウンダーパスに反応し、ニアサイドで滑り込みながら右足ワンタッチシュートでゴールに流し込んだ。

 今季レンタル加入の後藤は、第4節、第5節と途中出場からゴールを決めていたが、直近のスタメン2試合はノーゴール。だが、この日は山本とのホットラインで劇的な逆転ゴールを決め、チームを5試合ぶりの勝利に導いた。

■「ジュビロ臭ムンムンのワンタッチゴール」

 日本人選手としては珍しい、身長191cmの大型ストライカーである後藤。いかにもストライカーらしい“ゴールの嗅覚”を感じる今季3ゴール目に対して、SNS上には「完璧なコンビネーションですね ホットラインぶっちぎりで光ってる!」「前田遼一さんみたいなゴールだな。絶妙なタイミングでボールを引き出す技術が」「中山さん〜高原さん〜遼一さんと繋ぐジュビロ臭ムンムンのワンタッチゴール」「世代NO.1は間違いなく後藤だよなー」「未来のA代表ストライカー?」などの声が寄せられた。

 弱冠20歳ではあるが、着実に経験を積み、実績を残し始めている後藤。来夏のワールドカップ本大会の秘密兵器として期待する声も多くある。無限大の伸びしろを持つ金髪ストライカーのさらなるアピールに期待だ。

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