◇国内女子メジャー第3戦◇日本女子オープン 3日目(4日)◇チェリーヒルズGC(兵庫)◇6616yd(パー72)◇雨(…
◇国内女子メジャー第3戦◇日本女子オープン 3日目(4日)◇チェリーヒルズGC(兵庫)◇6616yd(パー72)◇雨(観衆4491人)
菅楓華がツアー史上5人目の初優勝から2週連続Vへ、首位と4打差の4位で最終日を迎える。
442ydと最長パー4の5番で今週初バーディ。残り212ydから3番ウッドで2mにつけるスーパーショットで弾みをつけると、7番(パー5)は85ydの3打目を54度のウェッジで4mに、9番は114ydをPWで1mにつけ、前半で3つスコアを伸ばした。10番で傾斜の絡むピン位置に泣かされ、3パットで唯一のボギーを喫したが、終盤15、16番で2m以内のチャンスを作ってスコアを伸ばし、「68」で通算11アンダー。「ショットが安定していたし、パットも自分の思ったところに打てていました」と満足そうに一日を振り返った。
前週「ミヤギテレビ杯ダンロップ女子オープン」の初優勝で疲労を感じていたが、普段は体を休める月曜日にあえて練習ラウンドを入れ、火曜日にプロアマ戦で1ラウンドを消化。開幕前日に体を休める普段と違う調整法を「正解でした」と言い、フレッシュな体調を取り戻した。
「日本女子オープン」はアマチュア時代の2022年、23年に出場し、いずれも予選落ちに終わった。初めての決勝ラウンドで初めての2サムだったが「楽しめました」と笑顔を見せる。今後2度とない初優勝翌週のプレーについて「こういう経験をすることはないので。国内メジャーで勝ちたいと思っていたので、今の勢いのまま頑張りたいです」。最終日の逆転劇に意欲満々だった。(兵庫県三木市/加藤裕一)
<ツアー初優勝からの2週連続V>
・西田智慧子/1990年10月「宝インビテーショナル」→「富士通レディース」
・表純子/2005年7月「シャトレーゼクイーンズカップ」→「スタンレーレディス」
・岩井千怜/2022年8月「NEC軽井沢72」→「CATレディース」
・竹田麗央/2024年4月「KKT杯バンテリンレディス」→「フジサンケイレディス」