ポストシーズン初登板初先発を迎える大谷翔平(C)Getty Images 現地時間10月4日からナショナル・リーグの地区…

ポストシーズン初登板初先発を迎える大谷翔平(C)Getty Images
現地時間10月4日からナショナル・リーグの地区シリーズが開幕。ワールドシリーズ連覇を目指すドジャースは同日に、敵地で強豪フィリーズとの第1戦を迎える。
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ドジャースが初戦先発に送り込むのが大谷翔平だ。ポストシーズン初登板となる二刀流は、今年9月16日にフィリーズと対戦した際に、5回68球、無安打、5奪三振と圧倒した。
MLBの公式ネット局『MLB Network』の番組「MLB Tonight」では、両チームの戦いぶりを展望。ポストシーズンでの過去の対戦は、5度ともにリーグチャンピオンシップシリーズで、フィリーズの3勝2敗と紹介した。
「開幕が楽しみでなりません」と元メッツGMのスティーブ・フィリップス氏が言えば、2007年サイ・ヤング賞右腕のジェイク・ピービー氏も「どの選手が活躍するのかを見るのが楽しみですね」と同調し、胸を高鳴らせた。
番組内では自然と大谷の話題になった。「オオタニはタリック・スクーバル(タイガース)やポール・スキーンズ(パイレーツ)と同じレベルにある」と評したピービー氏の横で、司会者から「オオタニの現実的な投球成績はどれくらいになりそうか?」と尋ねられたフィリップス氏は「5イニングを投げて、5安打2失点だと思います」と大胆予想した。
2000年にメッツGMを務め、ワールドシリーズに導いている同氏は「オオタニは今年初めて彼らと対戦した時に、5イニングを無安打に抑えました。もっとも、それはフィリーズがプレーオフ進出を決めた翌日でした」と注釈を付けた。その上で「気に入っているのは、ロブ・トムソン(監督)がその日にスター選手たちをラインナップに入れたことです」と論じた。
「彼らはこれまでショウヘイ・オオタニを見たことがなかった。そして、彼らは(9月に)いくつかの情報を集めました。無安打に抑えられたので、必ずしも最良の情報ではありませんが、彼を見ることが重要だったと思います」
首位打者のトレイ・ターナー、本塁打王&打点王のカイル・シュワバーらを擁する強力打線が、再戦ではどうアプローチするか。「彼らはオオタニと再び対戦する準備をするために、時間を消化してきました」とフィリップス氏。快投の再現か、あるいは雪辱か。大注目の初戦となる。
[文/構成:ココカラネクスト編集部]
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