◇米国女子下部◇エプソンツアーチャンピオンシップ 2日目(3日)◇インディアンウェルズ ゴルフリゾート(カリフォルニア…
◇米国女子下部◇エプソンツアーチャンピオンシップ 2日目(3日)◇インディアンウェルズ ゴルフリゾート(カリフォルニア州)◇6642 yd(パー72)
ポイントランキング4位で来季米女子ツアー昇格を決めている原英莉花が、カットラインに1打届かない通算2アンダー61位で予選落ちを喫した。予選落ちは今季出場18試合目で初めて。
41位から出て前半でスコアを2つ伸ばすも、折り返した1番でボギー、2番で3オン3パットのダブルボギーをたたいて後退。5番(パー5)でバーディを取り返すも4バーディ、2ボギー1ダブルボギーの「72」にとどまった。
この日は午前7時48分と早い時間のティオフ。ホールアウト時点では予選通過圏内にいたが、後続組のプレーではじき出された。「もうひどいゴルフで、大変でした」。前半12番では、つま先下がりの傾斜からの2打目がグリーン奥のバンカーまで飛んでボギーとした。「いい感じで打てたと思ったけど、フライヤーみたいな感じで思ったより距離が出ちゃって。そのイメージがずっと残ってしまって、クラブ選択に迷いが続いた」というショットの違和感を解消できないままラウンドを終えた。
原を含めて3人が出場する日本勢では、29位から出た伊藤二花がトップの8アンダー8位で大会を折り返した。この日は6バーディ、1ボギーの「67」でプレー。首位と4打差の好位置で週末に臨む。
ポイントランク91位からの浮上を狙った谷田侑里香は2バーディ、3ボギー1ダブルボギーの「75」で回り、3オーバー89位。今後は15日から4日間の日程で行われる米ツアーの2次予選会(フロリダ州プランテーションG&CC)に挑戦したのち、日本女子プロゴルフ協会の最終プロテスト(11月4日~/岡山・JFE瀬戸内海GC)に出場予定。「昨年からパッティングに悩んでいて今年もずっと取り組んできたけど結果に繋がらなくて。また考えて練習してしっかり準備したい」と涙をぬぐいながら誓った。
「64」をマークして12アンダーまで伸ばしたアン・チェンが単独首位。ポイントランク2位のヤナ・ウィルソンは3人が並ぶ11アンダー2位につける。ランク1位のメラニー・グリーンは8アンダー8位にいる。