ポテンシャル確かな石垣は何球団が競合するのか(C)産経新聞社 10月23日のドラフト会議を前に、高校球界ナンバーワンの評…

ポテンシャル確かな石垣は何球団が競合するのか(C)産経新聞社
10月23日のドラフト会議を前に、高校球界ナンバーワンの評価は揺るぎません。
健大高崎(群馬)の最速158キロ右腕・石垣元気投手です。今夏の甲子園大会では2回戦の京都国際戦でまさかの初戦敗退。石垣も3-6で迎えた7回から4番手で救援し、2イニングを2安打無失点、2Kと力投しましたが、わずか28球しか投げず、最後の聖地を後にしました。
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そのうっぷんを晴らすがごとく、続く9月のU-18野球ワールドカップでは、侍ジャパン日本代表の守護神として熱投。3試合に救援し、勝ち負けなしも7回1/3を投げて7K、自責1と活躍しました。世代最強右腕の称号を確かなものとしたのです。
常時150キロ超の出力を誇るストレートに加え、知名度も十分。ならば今秋のドラフト会議でも1位で競合か、と思いきや、各球団とも他チームの出方をうかがっている雰囲気です。
アマチュア野球取材の経験が豊富なスポーツライターは言います。
「石垣投手の潜在能力、伸びしろを買っているのはどのチームのスカウトも一緒だと思うのですが、1位指名で行くかどうかはまた別の話です。将来的にはエースになれる逸材ですが、健大高崎でも長いイニングを投げておらず、出力が大きい分、常に故障のリスクがあります。スカウトにとって、上位で指名した選手がケガで試合に出られないことほど、つらいものはない。現場の監督やコーチ陣から『ちゃんと見ていたのか』との声が上がるからです」
そして、こう続けるのです。
「石垣投手を1位でいけるのは、現有戦力に余裕のある球団。つまり、来季何勝できるのかではなく、近未来にどれぐらい勝てるエースになれるのか、そこに投資できるチームでしょう。戦力が充実する阪神やソフトバンク、育成が命綱の日本ハムはそれができる。2軍でトレーニングした結果、数年後には手がつけられない投手になる可能性があります」
さらに身体ができてくれば、大谷翔平や佐々木朗希がマークした日本人最速165キロ超えも夢ではありません。来季か、未来か。12球団の編成担当者の決断に、注目が集まります。
[文/構成:ココカラネクスト編集部]
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