大谷とシュワバーの両大砲、どちらがチームを勝利に導くか(C)Getty Images 現地時間10月2日、フィリーズの地…

大谷とシュワバーの両大砲、どちらがチームを勝利に導くか(C)Getty Images
現地時間10月2日、フィリーズの地元紙『The Philadelphia Inquirer』でコラムニストを務めるデビッド・マーフィー氏は、地区シリーズでの対戦が決まったドジャースに関する記事を公開。米大手ブックメーカー『FanDuel』の最新オッズを引用し、「フィリーズはアンダードッグだ、という評価がある。その通りだ」と反応した。
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同ブックメーカーのオッズでは、ドジャースが「-112」なのに対し、フィリーズが「-104」とわずかに劣勢。今回の記事内では、「勝利数に惑わされるな。名前、実績、勢いを見ろ。彼らを倒すか?もちろん可能性はある。勝利を期待すべきか?いや、すべきではない」と警鐘が鳴らされており、レギュラーシーズンで4勝2敗と勝ち越したものの、やはり昨季王者への警戒度は高い。
その中でも大きな脅威とされているのは、第1戦に先発予定の大谷翔平だ。記事内でマーフィー氏は、「現代のベーブ・ルース」と二刀流スターの存在を表現し、直近の投球内容に注目。「14回2/3で無失点、18奪三振。その間に10人の走者しか許していない。しかもそのうち5イニングは、フィリーズに対してのものだった」と懸念を示している。
また、ムーキー・ベッツやフレディ・フリーマンといった強打者を擁する打線に加え、やはり厄介なのがドジャース先発陣。ブレーク・スネルに対しては、ブライス・ハーパー、カイル・シュワバーといった打線の主軸が「通算23打数3安打、12三振」と苦戦しており、山本由伸に対してもフィリーズ打線が今年4月の対戦で6回無失点と、「良い結果を残せていない」という。
2008年以来、17年ぶり3度目のワールドシリーズ制覇を目指すフィリーズだが、果たして最大5試合制、3戦先勝の地区シリーズでは、ドジャースとどんな戦いが繰り広げられるだろうか。シチズンズバンクパークでの第1戦は現地時間4日午後6時38分(日本時間5日午前7時38分)、第2戦は6日午後6時8分(同7日午前7時8分)にプレーボールの予定だ。
[文/構成:ココカラネクスト編集部]
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