投打で違いを生み出し、存在感を示し続けた大谷。そのパフォーマンスに賛辞は尽きることがない(C)Getty Images …

投打で違いを生み出し、存在感を示し続けた大谷。そのパフォーマンスに賛辞は尽きることがない(C)Getty Images
今季に二刀流の復活を印象付けた大谷翔平(ドジャース)の声価は天井知らずで高まっている。
現地時間9月28日に行われたマリナーズ戦で25年のレギュラーシーズンを終えた大谷は、凄まじい数字の数々を残した。打者としてはリーグ2位の55本塁打に加え、リーグトップの146得点とOPS1.014を記録。6月に右肘の手術から実戦復帰した投手としては、14先発で1勝(1敗)ながら、47回を投げて、62奪三振、防御率2.87、奪三振率11.87のハイアベレージをマークした。
結果的に投打で違いを生んだシーズンが終わり、米球界内で高まったのは、大谷をリーグMVPに推挙する声だ。各表彰を予想する記事を掲載した米スポーツ専門局『CBS Sports』では、6人の記者が満場一致で大谷の受賞を断言。全員が「他の誰一人として、オオタニを上回っているとは思えない」と論じた。
今季にナ・リーグで打撃二冠(56本塁打、132打点)を達成し、大谷を“凌駕”したカイル・シュワバー(フィリーズ)を引き合いに出し、「一時は彼らも争いの中心にはいた」とするケイト・フェルドマン記者は「だが、結果的に私が望んでいたほど接戦にはならなかった」と指摘。二刀流スターの当確を論じている。
「やっぱり、選択肢はこの男(大谷)しかいない。おそらく彼は、引退するか、有権者が飽きるまで、ずっとその地位に居続けるだろう」
その図抜けた価値は、記者を悩ませもしている。「本当なら型破りな意見を言いたい」と記したデイン・ペリー記者は、「50本塁打と100四球を記録しながら、マウンド上で質の高いイニングをドジャースに提供した選手への投票を控えることなんてできるだろうか」と吐露。「この場合は明白な答えを選択する方が正しい」と論じた。
近年のMVP選考における重要な指標となっている『WAR』も、投打合計で「9.4」とナ・リーグ断トツトップの数字を残している大谷。こうした“結果”を見ても、彼に情勢が傾くのは必然と言えよう。
[文/構成:ココカラネクスト編集部]
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