◇国内女子メジャー第3戦◇日本女子オープン 初日(2日)◇チェリーヒルズGC(兵庫)◇6616yd(パー72)◇晴れ(…

久世夏乃香は経済的理由などからアマチュア資格を放棄してプロ転向した

◇国内女子メジャー第3戦◇日本女子オープン 初日(2日)◇チェリーヒルズGC(兵庫)◇6616yd(パー72)◇晴れ(観衆3977人)

通常の国内女子ツアー競技にプロゴルファーとして出場するには、日本女子プロゴルフ協会(JLPGA)のプロテストに合格しないといけない。しかし、日本女子オープンは日本ゴルフ協会(JGA)主催で出場資格が異なる。JLPGAプロテストに合格せずアマチュア資格を放棄した者でも、予選会さえ突破すればOK。今回はそんな“宣言プロ”が10人も出場。大会の歴史を振り返っても異例の多さと言える。

“宣言プロ”として初日、69をマークした久世夏乃香

そんな“宣言プロ”の一人、久世夏乃香(くせ・かのか)は初日を3アンダー「69」、26位で滑り出した。「パットのラインを考えてグリーンを狙える距離が少なくて、難しかったです」とボギーなしで乗り切った一日を笑顔で振り返る。

久世は本大会出場が過去に2023年だけで、当時はアマチュアで予選落ち。その後にアマ資格を放棄してプロ宣言した。大阪・アナン学園高3年だった21年をプロテストに初挑戦したが失敗。その後、アマチュアでツアー競技のマンデー予選(主催者推薦選考会)や、ステップアップツアーに主催者推薦で出場していた。しかし「マンデーに行くにも会場は関東が多くて、大阪から行くには費用がかかるし…」という経済的理由や、BS日テレのテレビマッチ「ゴルフサバイバル」などプロテスト合格を目指す者たちが腕を磨きながら賞金を稼げるフィールドが増えたことで、プロ宣言を決めた。「一度、アマチュアで優勝した大会があって、賞金が300万円で…」と過去にはかなりの“大物”を逃したこともあるという。

5年連続5度目のプロテストを前に勢いを!

9月12日にプロテスト2次予選C地区(兵庫・有馬CC)で4位に入り、5年連続5度目の最終テスト(11月4日~/岡山・JFE瀬戸内海GC)進出を決めた。「昨年はホールインワンもあったのに、2打差で落ちたんで」。今年こその思いに弾みをつけたい。「日本女子オープンは賞金も高いですから」と一石二鳥の予選通過、上位進出を狙う。(兵庫県三木市/加藤裕一)

<今大会に出場する“宣言プロ”>カッコ内は年齢
26T/-3/久世夏乃香(22)
43T/-2/郡山瞳(24)
58T/-1/熊倉莉子(27)、鳴川愛里(26)
87T/+1/佐田山鈴樺(25)
94T/+2/寺西飛香留(25)、商崎鈴菜(24)、小島彩夏(25)
116T/+8/周藤可歩(25)、大村みなみ(25)