【NASCAR】第31戦:Hollywood Casino 400/カンザス スピードウェイ(日本時間9月29日)【映像…
【NASCAR】第31戦:Hollywood Casino 400/カンザス スピードウェイ(日本時間9月29日)
アメリカで人気のレース、NASCARの第31戦が開催。プレーオフの上位進出争いも熾烈になるなか、元王者のチェイス・エリオットが再延長となった最終周でドラスティックな追い抜きを見せて勝利を手にしている。
現在、シーズンはプレーオフの『ラウンド・オブ・12』で、次戦までに勝利を収めたドライバーは上位8名に残ることが確実となる。全267周のレースは、残り数周でイエローコーションがでて、2周が追加される『オーバータイム』が適用された。しかし再スタート時にまたもやクラッシュがあり、赤旗一時中断となる。9分近い中断が明けると、2度目の『オーバータイム』が採用されて残り2周。この時点での順位は、先頭のバッバ・ウォレスから5番手のデニー・ハムリンまで、すべてトヨタ車となっていた。
今度は無事にリスタートを果たすと、ベテランの妙技で一気に順位を上げたハムリンのトヨタ・カムリが、ウォレスのカムリに並びかける。しかしその瞬間、ひたひたと追い上げてきた水色のマシン、チェイス・エリオットのシボレー・カマロが2台のさらに内側から出現した。なんとかウォレスの前に出たハムリンのマシンはコース内側へ向かっていたが、最も内側のラインを走ってきたエリオットのマシンに接触して弾き飛ばされてしまう。結果、最終ターン(コーナー)の立ち上がりで先頭に出たエリオットのカマロが大逆転勝利を収めた。
このレースでエリオットは、ステージ1もステージ2も4位。上位にはつけていたが、最後のリスタート時は9位だった。しかし、さすがは元チャンピオン経験者である。大荒れのラスト2周ででするするっと集団から抜け出し、幅広いコースを使いきった頭脳的作戦で、プレーオフ脱落の危機を突破した。
レース後、エリオットはインタビューに対し、「どうやって勝てたかわからない。完璧だった。うまくターン2を出ることができてその勢いでいけた。どうなるかわからなかったが、最終的に上手くいったよ」というコメントで劇的な勝利を振り返った。
この圧巻の展開を見届けた視聴者からは、「スッゲええええ!!!」「どっから出てきた?」「チェイス漁夫の利w」「インから来たああああ」「内からスルスル」「針の穴すぎるだろ」「これ今季のベストレースじゃない?」などコメントが殺到している。(ABEMA『NASCAR Groove』/(C)NASCAR)