「ロレックス・パリ・マスターズ」(10月30日~11月5日/フランス・パリ/室内ハードコート)の大会6日目、準決勝で第16シードのジャック・ソック(アメリカ)とジュリアン・ベネトー(フランス)が対戦し、7-5、6-2のストレートでソックが勝…

「ロレックス・パリ・マスターズ」(10月30日~11月5日/フランス・パリ/室内ハードコート)の大会6日目、準決勝で第16シードのジャック・ソック(アメリカ)とジュリアン・ベネトー(フランス)が対戦し、7-5、6-2のストレートでソックが勝利した。試合時間は1時間18分。

試合は第1セットから荒れた。第1ゲーム、ソックがすぐにブレークすると、第4ゲームでベネトーもブレークし取り返す。が、すぐにソックがブレークバックし、さらにベネトーもブレークバックと、激しい展開に。その後はお互いにキープを続けていたが、第11ゲームにソックがブレークし、リードを保ったまま第1セットを終えた。

第2セットは逆に静かなスタートとなった。お互いにキープし合って進んでいたが、第5ゲームにソックがデュースの末にブレーク。さらに第7ゲームでもブレークし、ベネトーを突き放す。最後はソックのサーブをベネトーがリターンしたがアウトとなり、6-2でソックが勝利し、決勝進出を決めた。

勝利したソックは、ジョン・イズナー(アメリカ)を破ったフィリップ・クライノビッチ(セルビア)と優勝をかけて対戦する。どちらも勝利すれば初優勝となる。

さらにソックは今大会で優勝すると「ATPファイナルズ」の最後の1枠を獲得することにもなる。もしもソックが優勝できなかった場合は、すでにニコラ・マウ(フランス)に敗退しているパブロ・カレーニョ ブスタ(スペイン)が出場権を獲得することとなる。(テニスデイリー編集部)

※写真はベネトーに勝利したソック

(Photo by Dean Mouhtaropoulos/Getty Images)