【UEFAチャンピオンズリーグ】アトレティコ・マドリード 5-1 フランクフルト(日本時間10月1日/リアド・エア・メト…

【UEFAチャンピオンズリーグ】アトレティコ・マドリード 5-1 フランクフルト(日本時間10月1日/リアド・エア・メトロポリターノ)
フランクフルトに所属する日本代表MFの堂安律が、圧巻のボールキープを披露。4選手の厳しいマークをものともせずに狭い局面を突破し、ファンたちから称賛の声が上がった。
フランクフルトは日本時間10月1日、UEFAチャンピオンズリーグのリーグフェーズ第2戦でアトレティコ・マドリードと敵地で対戦。4分の失点を皮切りに痛恨の5失点を喫すると、反撃は57分に奪ったFWヨナタン・ブルカルトの1点のみ。1ー5の大敗を喫した。
ただ、右ウイングで先発出場した堂安は、要所で身体を張ったプレーを見せてチームを鼓舞。中でも25分に見せたプレーが話題となった。
右のサイドラインでボールを受けた堂安は、DFクレマン・ラングレに間合いを詰められるもうまく腕を使って空間を作り出す。そこにDFマッテオ・ルッジェーリがカバーにきたが、華麗なボールタッチで交わしてこの密集を抜け出した。
ドリブルで中央に運ぶと、FWジャコモ・ラスパドーリも足を出してきたが、ダブルタッチで回避。MFパブロ・バリオスのチャレンジもかわして味方にボールを預けた。

4人に囲まれながらもボールを失わなかった堂安のプレーには、解説を務めた風間八宏氏も「(ボールを奪われないプレーは)大事ですね」と称賛。さらにSNSのファンたちも「堂安のボールキープ素晴らしいな」「堂安強いなぁ 失わない」「堂安のキープ力」「堂安、まじで調子良さそう」「上手いし強いなー」「あんなに囲まれて取られないの?」「何気にえぐいボールキープ」などと反応していた。
堂安は74分にMFマリオ・ゲッツェと交代でベンチへ。終始劣勢の状況だったが、74分間のプレータイムで22本中19本のパスを通して成功率86%、地上でのデュエルも10回中7回に勝利するなど、チームは大敗したものの個人としては好スタッツを残している。
なお、フランクフルト入団1年目の堂安は、ここまで公式戦の全8試合に先発出場。4ゴール・4アシストを記録している。
(ABEMA/WOWSPO/UEFAチャンピオンズリーグ)