(第78回秋季東北地区高校野球岩手県大会決勝 花巻東11―3一関学院) 快音。そして伸びる打球は、左翼手の頭上をはるかに…
(第78回秋季東北地区高校野球岩手県大会決勝 花巻東11―3一関学院)
快音。そして伸びる打球は、左翼手の頭上をはるかに越え、場外へ。
五回、花巻東の赤間史弥選手(2年)は同点となる2点本塁打を放った。感想を聞かれると、「ホッとしました」と穏やかに語った。
それもそのはず。投手として先発した初回、球が上ずって5連打を浴びて3失点。1死しか取れず、降板していた。「打って返さないとヤバい」と焦っていたという。
投手に挑戦したのは今春から。調子を上げて夏の甲子園でも起用された。新チームでは背番号「1」を背負う。
「夏までは、先輩投手や萬谷(堅心投手=2年)がいる、と思う気持ちがありました」という赤間選手。現在、「エース道」を探求中だ。「試合中に修正できる力を東北大会までにつけたい」と雪辱を誓った。
なお、次打席で放った満塁本塁打については「素直にうれしかった」と話した。(長野剛)