「WTAエリート・トロフィー珠海」で、第2シードのココ・バンダウェイ(アメリカ)は11月4日、アシュリー・バーティ(オーストラリア)と対戦し、米豪対決を難なく制した。カウントは6-3、6-3のストレート。試合時間は1時間2分だった。バンダウ…

「WTAエリート・トロフィー珠海」で、第2シードのココ・バンダウェイ(アメリカ)は11月4日、アシュリー・バーティ(オーストラリア)と対戦し、米豪対決を難なく制した。カウントは6-3、6-3のストレート。試合時間は1時間2分だった。

バンダウェイはランキング11位に対して、バーティは20位だが、準決勝進出者らの中では最年少の21歳。さらに、予選では、第4シードのアナスタシア・パブリウチェンコワ(ロシア)を破り、さらにアンジェリック・ケルバー(ドイツ)にも勝利して、勝ち上がってきた印象に残る選手だ。

試合自体はしかし、それぞれ浮き沈みの小さい展開。特に、第1セットでは、出だしからお互いにキープを続け、2-2まで推移。中盤に入ろうとする第5ゲームで、バンダウェイがリターンゲームで攻め込んで、4回のデュースの末、ブレークをものにした。そのまま第1セットはキープを続けて決着すると見られた第9ゲームに、バンダウェイが再びバーティのサービスを破り、1セット目を6-3で入手した。

振り返ってみれば、バンダウェイは得意の強打でウィナーを随所に放ちながら優位に試合を運び、折り返し地点を通過した格好だった。

さらに、バンダウェイは第2セットでも、お互いにキープを続けて中盤に入った3-2から、ブレーク。バーティは結局、1度もブレークを奪えないまま第9ゲームに5-3入ることになり、バンダウェイはその次のゲームで再びブレークを達成して、決勝戦への切符を手にした。

バンダウェイは明日、バーティとの試合の直前に行われたもう一つの準決勝で勝者となったユリア・ゲルゲス(ドイツ)との決勝戦に臨む予定だ。(テニスデイリー編集部)

※写真は、明日ゲルゲスとの決勝戦に臨むココ・バンダウェイ

(Photo by Power Sport Images/Getty Images)