ATPワールドツアーで次世代の有望株と目されるネクストジェネレーションのチョン・ヒョン(韓国)がこのほど、イタリアサッカーの未来とミラノで出会った。チョンがミラノのサッカースターを訪問した格好だ。来週に行われる「ネクストジェネレーション・A…

ATPワールドツアーで次世代の有望株と目されるネクストジェネレーションのチョン・ヒョン(韓国)がこのほど、イタリアサッカーの未来とミラノで出会った。チョンがミラノのサッカースターを訪問した格好だ。

来週に行われる「ネクストジェネレーション・ATPファイナルズ」を前に、ヒョンと会ったのは、イタリアサッカーの強豪チームであるインテル・ミラノでストライカーの役割を果たす、18歳のアンドレア・ピナモンティと、同じく強豪に数えられるACミランのミッドフィルダーで19歳のマヌエル・ロカテッリの2選手だ。

チョンは2人の将来を嘱望される若手サッカー選手と会ったあと、「とても楽しかった」といい、「サッカー選手に会ったことがなかったから、会えて本当に嬉しかった。またすぐ会いたい」と続けた。

3者の顔合わせは、ミラノのセリエA本部で行われたもので、21歳以下の選手を対象としたネクストジェネレーション (#NextGenATP) に選出されており、ATPランキングで55位にいるチョンは、二人組と写真を撮り、テニス/サッカーのクイズをして互いのスポーツについての問題に助け合いながら答えた。最後には、シャツを交換して互いにサイン。

チョンは、「ネクストジェネレーション・ATPファイナルズ」に出場する唯一のアジア生まれの選手。8人の若手選手によるトーナメントは、11月7日から11日までミラノで開催される。

「シーズン最後のトーナメントだから、最後まで強くいたい。ここでは皆いいプレーをしているし、参加することができて嬉しい」(ヒョン)

21歳のヒョンは、ウィンストン・セーラム・オープンで今季3回目の準々決勝進出を果たした数週間後、9月にATPランキングで44位と自己最高を記録していた。1月にはマウイで、自身8回目となるATPチャレンジャーツアーのタイトルを奪取した経緯もある。(テニスデイリー編集部)

※写真は、ネクストジェネレーションスターの面々と集合写真を撮ったヒョン(左から3人目)

(Photo by Julian Finney/Getty Images)