投打で違いを生み出し、話題を作り続けた大谷。そんな2025年の天才に対する評価は天井知らずで高まっている(C)Getty…

投打で違いを生み出し、話題を作り続けた大谷。そんな2025年の天才に対する評価は天井知らずで高まっている(C)Getty Images

 3年連続4度目の戴冠に対する期待が高まっている。

 現地時間9月28日にメジャーリーグはレギュラーシーズンの全日程が終了。各個人賞に注目が集まった中で、敵地でのマリナーズ戦でキャリアハイとなる55号本塁打を放った大谷翔平(ドジャース)は、リーグ“7冠”を達成。投打二刀流を再始動させた1年でしっかりと目に見える結果を残した。

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 まさに異次元の1年だった。今年6月に投手として実戦復帰した大谷。打撃では打率.282、55本塁打、102打点、146得点、20盗塁、OPS1.014と当たり前のようにハイアベレージを記録。一方でメジャーリーグでのリハビリという異例の形で再起した投手としては、14先発(47イニング)を消化。防御率2.87、WHIP1.04、奪三振率11.87の支配力を発揮した。

 投打で違いを生み出した。ゆえにMVP受賞を指摘する声も必然的に強まっている。今季のナショナル・リーグでは、大谷を上回る56本塁打を放ったカイル・シュワバー(フィリーズ)も有力候補と見られているが、巷では「大谷には及ばない」という意見が大半を占める印象だ。

 実際、投票権を持つ全米野球記者協会の敏腕記者たちも大谷の凄みを絶賛している。

 現地時間9月28日に米スポーツ専門局『ESPN』の番組「BBTN」に出演したティム・カークジャン氏は「シュワバーは疑いようのないリーダー。その点においては野球界で『最高』と言えるかもしれない」と強調。これに同局のデイビット・シェンフィールド記者が「でも、彼はオオタニと同じDHで、オオタニは成績で少し上だ。しかも投げてもいる。だからシュワバーに投票するのは難しいだろう」と異論を展開。

 これに呼応したカークジャン氏は「私はドラマ性が薄れるから誰に投票するかは言わないようにする」としつつも、「だが、ドジャースの関係者が言っていたんです。『彼(大谷)がどれだけ凄いかは信じられないほどだ』とね」と“本音”を漏らした。

「オオタニは毎日クラブハウスに来た時から、史上最高の選手になるための準備をしている。つまり毎日、最高のパフォーマンスを出すために準備をしているんだ。正直、そんな選手って少ない。『今日はベストじゃなくてもいい』と準備不足で来る選手も私は見てきた。そもそも、5回までノーヒット投球をした試合で50発目のホームランを打つって事実が信じられない。あんなことが成り立つ選手は彼以外にいない」

 ふたたびの満票受賞も囁かれる大谷だが、11月中旬に発表予定となっているMVP投票ではどれだけの1位票を集めるかに注目だ。

[文/構成:ココカラネクスト編集部]

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