21歳の新鋭の強気のファイト、試合時間も残りわずかで相手の攻撃に合わせる強烈なカウンターの左フック。グシャっと鈍い音と…
21歳の新鋭の強気のファイト、試合時間も残りわずかで相手の攻撃に合わせる強烈なカウンターの左フック。“グシャっ”と鈍い音とともに相手が逆方向へ捻じれるように崩れ落ちる衝撃ダウン。実況席からも「女子の試合ではない(珍しい)倒れ方」と驚きの声が上がる破壊力満点のKO劇だった。
9月27日、後楽園ホールで開催された「Krush.180」で行われたケイト・ウィラサクレック(WSRフェアテックス三ノ輪)とYuka☆(SHINE沖縄)の試合は、女子戦では珍しい完全KO決着に。試合終了間際、一気呵成に連打を叩き込んだケイトが3ラウンド2分53秒で勝利し、Krush3連勝を飾った。
M-1 JAPAN女子ライトフライ級王者で21歳の新鋭・ケイトは1階級上げ52キロ、フライ級としての初戦。対戦相手は元NJKFミネルヴァ ライトフライ級王者のYuka☆、前回が不戦勝だったため実戦は8カ月ぶりとなる。
序盤の1ラウンドは互いに持ち味をぶつけ合う攻防。ケイトがミドルやハイキックを繰り出すと、Yuka☆もパンチの連打で応戦。身長差10センチとリーチで勝るケイトにYuka☆も果敢にインファイトを挑むが、ケイトは遠距離から前蹴りで落ち着いた立ち上がり。
2ラウンドにはいるとケイトの前蹴りと鋭いジャブが冴える。Yuka☆の飛び込みに、着実にパンチを当てはじめたケイトは、ラウンド後半に連打から後退する相手に左フックでダウンを奪う。Yuka☆は立ち上がって意地を見せたが、ケイトの手数と勢いに押される展開が続いた。
迎えた最終3ラウンド、試合時間残りわずかで衝撃の展開が訪れる。ケイトは距離を保ちながらジャブ、前蹴りと着実に当て、さらには飛びヒザをなど闘志を見せる。残り時間30秒を切った場面になると「こい!」と強気に挑発。そこから一気にギアを上げ、右ストレートからカウンターでの左フックを叩き込むと「グシャっ」と鈍い音とともに脳が揺れたYuka☆はその場に大の字。このダウンにレフェリーが即試合を止めた。
ABEMAの解説・卜部弘嵩は「結構女子の試合ではない倒れ方をしましたね」と、その破壊力に言及。ファンからも「失神」「えぐい」「すごいなw」「記憶飛びそう」と驚きの声が飛ぶ。リプレイ映像では、カウンター気味に左フックを被弾した瞬間にYuka☆の体が不自然な方向へ崩れ、頭部を強打するシーンが映し出される。これには「初めて見たなw」「脳震盪おこした」といった声も漏れ、試合終了間際、2分53秒での衝撃のKO決着をさらに印象づけた。