国民スポーツ大会の開会式に出席した室伏広治氏 2004年アテネ五輪の男子ハンマー投げ金メダリストで、現在はスポーツ庁長官…

国民スポーツ大会の開会式に出席した室伏広治氏
2004年アテネ五輪の男子ハンマー投げ金メダリストで、現在はスポーツ庁長官を務める室伏広治氏が、9月30日までに自身のインスタグラムを更新。「国民スポーツ大会」(滋賀県)の開会式に出席後、会場整理の際に驚愕のパワーを発揮し、周囲の度肝を抜いた。
【動画】約20脚の丸椅子をヒョイと持ち上げて運ぶ室伏広治氏をチェック
室伏氏が投稿した動画は、約20脚積み上がったパイプ製の丸椅子を前に、スーツ姿で「どこ持つの?」と問う場面からスタート。その後、両手で上下をがっちりと抑え込んでから、持ち運ぶ様子が収められている。付近の大会関係者やスタッフは、目を丸くしながらも、思わず拍手喝采。室伏氏は丸椅子を数十メートル離れた台車まで悠然と運び終えた。
室伏氏は文面で「開会式の後、多くの方々と交流させていただきました。僅かではありますが、一緒に椅子の片付けもお手伝いし、皆さんと温かい時間を過ごすことができました」と報告。とても「僅か」ではない数量とあって、フォロワーからは「絶対僅かでは無い」「えぐい」「本当に半端ない長官!!」といった驚きの声が上がった。
現役時代は世界の頂点に立ち、日本選手権では前人未到の20連覇。怪力に関して数々の逸話を残してきた超人ぶりは、50歳を迎えても健在だ。今回は新たな形で“伝説”を公開し、「男前すぎます」「椅子が小さく軽いものに見えます」「持ち上げた後の綺麗な姿勢と椅子のバランス感が凄すぎて、もはや笑うしかない」「長官にとっては、椅子も爪楊枝一本みたいなものかな」などと、脱帽のコメントを誘った。
最後に室伏氏は「スポーツの力は、競技の中だけでなく、こうした小さな行動やつながりの中にも息づいているのだと改めて感じました」と結んだ。スーツ姿で率先して、後片付けを手伝う姿勢は、スポーツ庁長官という立場を超え、真のリーダーシップを示すものだった。
[文/構成:ココカラネクスト編集部]
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