経営再建中の日産自動車がサッカーJ1「横浜F・マリノス」の運営会社の株式の売却を検討していることが29日、関係者への取…

 経営再建中の日産自動車がサッカーJ1「横浜F・マリノス」の運営会社の株式の売却を検討していることが29日、関係者への取材でわかった。複数の企業に売却を打診しているといい、年内にも売却先を絞り込みたい意向のようだ。

 日産はマリノスの運営会社「横浜マリノス」の株を約75%保有している。株の売却によってクラブ運営から退くことも視野に入れて検討している模様だ。日産の広報担当者は同日、「臆測(おくそく)に関してはコメントしない」と述べた。

 日産は米国や中国での販売不振によって2025年3月期決算で過去3番目に大きい6708億円の純損失を計上。再建策として、世界で工場を17から10に減らし、人員を2万人削減することを決めた。本業の自動車事業で大規模なリストラを断行する中、黒字を維持しているマリノスの運営事業も見直し、経費削減を一段と進めたい考えのようだ。