<令和7年度秋季近畿地区高等学校野球大会県二次予選:市和歌山11-4初芝橋本>◇28日◇1回戦◇紀三井寺公園野球場 2年…
<令和7年度秋季近畿地区高等学校野球大会県二次予選:市和歌山11-4初芝橋本>◇28日◇1回戦◇紀三井寺公園野球場
2年連続のセンバツ出場を目指す市和歌山が準決勝進出。先発したプロ注目のエース・丹羽 涼介投手(2年)は7回3分の0を投げて、3安打3四死球12奪三振で2失点(自責点1)と好投した。
春先の練習試合では150キロを計測したこともある丹羽。しかし、試合前には調子を崩しており、「1回で継投するイメージはありました」と半田 真一監督が語るほどだった。
チームは怪我人続出で、正捕手の井上 漸晟(2年)も出場できない状態。寒川 悠一朗捕手(2年)と公式戦で初めてバッテリーを組む非常事態だった。
その中でも丹羽は高パフォーマンスを発揮する。「練習でずっと組んでいたので、意外と息は合いました」と寒川とのコンビネーションも特に問題はなかった。
この日は球場のスピードガンで145キロを計測。傍から見れば、良い意味で力感がないように見えた。
その中でも変化球が冴えて、7回まで毎回奪三振。「スライダーやカットボールでカウントが取れて、良い曲がり方をしてくれていたので、それで三振を取れたと思います」と自身の投球を振り返った。
夏は和歌山大会準々決勝の智弁和歌山戦に先発するも5回途中5失点。試合に敗れたが、センバツ準優勝に貢献したエースの渡邉 颯人投手(3年)から投球術を学んだという。
「抜くところは抜いて、力を入れるところは入れて抑えるというピッチングを自分もできるようになりたいと思って、そういうのを試合で実践してみたりしながらやっていました」
夏に比べて変化球を上手く使えるようになっており、最後まで相手打者を翻弄していた。最上級生になって、投手としての完成度は明らかに上がっている。
打線は4番の森本 健太郎内野手が1回に右越え2点適時二塁打を放つなど、4打点の活躍。投打の柱が結果を残して、近畿大会出場に王手をかけた。
万全の状態ではないものの、投打にタレントがいる市和歌山。この代も全国で戦える力はありそうだ。