第77回秋季東北地区高校野球福島県大会(県高校野球連盟主催、朝日新聞福島総局など後援)は28日、県営あづま球場で決勝が…
第77回秋季東北地区高校野球福島県大会(県高校野球連盟主催、朝日新聞福島総局など後援)は28日、県営あづま球場で決勝があり、聖光学院が日大東北に快勝し5年連続19回目の優勝を果たした。3位決定戦は学法石川がいわき光洋を破った。上位3校が10月9日から岩手県で行われる秋季東北地区大会に出場する。(荒川公治)
(秋季東北地区高校野球福島県大会 決勝 聖光学院7-0日大東北)
背番号が2桁の選手2人が投打で活躍した。聖光学院の背番号13の先崎響一塁手(2年)と、15の星湊太投手(2年)だ。
1点を先制した四回、なおも2死二、三塁で先崎選手は打席に入った。「結果がどうであれ芯でとらえて振り抜こう」。3球目に狙い球の直球が内角やや低めにきたが、うまくさばいて左前に打ち返し2点を加えた。「公式戦初先発の星を奮い立たせようと(思った)」と振り返る。
その星投手は立ち上がり、先頭打者に二塁打を許した。「緊張していた」。それでもゴロと犠打で2死とし、四番打者を得意のチェンジアップで遊ゴロに打ち取ると、「無心で投げられるようになった」。
内外角低めに丁寧に集め、六回を投げて被安打3、与四球1で0点に抑えた。これまで登板ができず「モヤモヤしていた」という。そんな星を斎藤智也監督は「夏から尻上がりによくなってきた」とほめた。
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東北からただ1人、今夏のWBSC U―18日本代表に選ばれた学法石川の大栄利哉捕手が福島県高校野球連盟から特別表彰を受けた。
大栄捕手は日本代表の準優勝に貢献。この日の表彰を受け「改めて日本代表になったんだなと感じた」と笑顔で語った。
今後はプロ野球選手を目指しており「1年目から活躍できるよう、この時期にしっかり準備をしたい。打てる捕手をめざす」と話す。
3位決定戦では後輩たちが東北大会への進出を決めた。「自分たちの代よりまとまっている。それぞれの役割を果たし高いレベルで戦ってほしい」と期待を込めた。