(28日、第78回岐阜県高校野球選手権大会3位決定戦 岐阜城北4―2関商工 関商工は二回、1点を先行されてなお1死二、…

 (28日、第78回岐阜県高校野球選手権大会3位決定戦 岐阜城北4―2関商工

 関商工は二回、1点を先行されてなお1死二、三塁のピンチ。ここでエース小川輝也投手(2年)が救援のマウンドに立った。打者を2球で追い込んで内野ゴロを打たせ、次打者からは三振を奪って切り抜けた。

 今夏の岐阜大会でも快投。4強の原動力になった。182センチの長身から重い速球やスライダー、スプリットなどを巧みに操る。

 前日の準決勝・中京戦では9回3分の2、125球を投げて1失点に抑えた。連投になったが、「疲れはあまり感じませんでした。昨日の負けから全員で気持ちを高めてきました」と気迫で臨んだ。

 だが終盤、バットに捉えられる打球が増え始める。同点で迎えた八回2死一、二塁のピンチ。ベンチは打撃好調の岐阜城北・今井獅琉左翼手(2年)との勝負を避け、申告敬遠で満塁策を取った。「1点も2点も同じという判断でした」(江崎大輔監督)。小川投手も気合が入った。「絶対にねじ伏せてやろうと」

 だが結果は、無念の押し出し。「気持ちが高まりすぎて制球に影響してしまいました。申し訳ないです」と唇をかんだ。

 夏秋連続4強の成果を出したが、聖地は遠かった。「全部自分が投げて打って点を取って勝てるほど成長し、絶対に夏の甲子園に行ってみせます」(高原敦)