(28日、秋季兵庫県大会準決勝 市尼崎5―1東洋大姫路) 「実力通りの負けかなと思いますね。力的に全然(足り)ないので…
(28日、秋季兵庫県大会準決勝 市尼崎5―1東洋大姫路)
「実力通りの負けかなと思いますね。力的に全然(足り)ないので、もう少し選手が危機感を持たないといけない」
東洋大姫路の岡田龍生監督が試合後に発した言葉は厳しかった。
昨年の秋季大会から県内の公式戦は無敗。春夏連続で甲子園に出場した東洋大姫路が、県大会準決勝で市尼崎に敗れた。
一回に峰松紘大選手(2年)が適時打を放って先取点を挙げたが、直後に逆転を許し、その後は「ミス」が目立った。
1点を追う三回、先頭打者が出塁したが藤本亜怜選手(2年)がスリーバントを失敗し、得点圏に走者を進められなかった。さらに3点をリードされて迎えた六回、無死一塁の守備では、三塁手が送りバントを処理した際に三塁ベースのカバーに誰も入らず、一塁走者の三塁進塁を許してしまった。直後、走者は内野ゴロで本塁生還した。
終始、相手に主導権を握られて反撃の機会をつかめなかった。峰松選手は、「バントやカバーリングなど、徹底しなければいけないことが、なに一つできなかった」と悔やんだ。
10月4日に彩星工科との3位決定戦が予定される。負ければ、3季連続となる甲子園出場は絶望的となる。
試合後の空気は重かった。それでも、峰松選手は「練習でできていないことは、試合でできるわけがない。この敗戦を受け入れ、自分自身と向き合い、今までよりも厳しく練習したい」と、前を向いた。(原晟也)