上田も悪質な暴力行為の被害にあった(C)Getty Images フィールド上での“蛮行”に対する処分が議論されている。…

上田も悪質な暴力行為の被害にあった(C)Getty Images

 フィールド上での“蛮行”に対する処分が議論されている。

 オランダ・エールディビジョンのAZアルクマールでプレーする、ウーター・ゴーズが今月21日のフェイエノールト戦でラフプレーを働いたと現地メディアにより報じられた。出場した上田綺世、渡辺剛がゴーズよりゲームを通じて悪質な行為を受けており、オランダ国内でこの試合が現在も大きな話題となっている。

【動画】上田綺世、渡辺剛が被害…スナイデルも呆れたオランダ人DFの悪質な暴力行為の映像

 情報サイト『Soccernews』では、21歳のDFがゲームで相対した日本人プレーヤーに終始、「腕を掴んだり殴ったりしていた」などと詳細を伝えており、これらの行為に対し、即座に厳罰を求める声も上がった。

 同メディアによると、元オランダ代表MFヴェスレイ・スナイデル氏が現地TV番組内で、ゴーズへの厳罰を訴えたというエピソードを紹介。スナイデル氏は、「こんなことが許されるのか?」と憤りを隠さず、さらに、5試合の出場停止を求め、「そうすればあの野蛮な振る舞いは無くなる。これは本当にあってはならない行動だろ?そうでなければ、これからはゴーズと対戦した誰もが、彼への報復も許すことになってしまう」などと語ったという。

 同じくオランダメディア『FCUPDATE』でもこの一件についての関連トピックを掲載。ゴーズが所属するAZアルクマールのマールテン・マルテンス監督によるコメントを伝えている。

 指揮官は問題視されているゴーズのプレーについて、「彼は我々にとって重要な選手だから、もちろんその件について話はした。ただ、外の人々がどう思うかには関与していない」などと主張。また、「選手との会話をすべて明かすことはしないが、これについては以前から彼と話をしていることは確かだ。彼は身体的な資質や戦術的な資質で相手を上回れるレベルに成長していかなくてはならない」として、想いを打ち明けている。

 加えてトピック内では、ゴーズが以前からも激しいチェックを行ってきたと説明した上で、マルテンス監督も、「相手の動きを封じるのもトップレベルの競技では必要で、彼の持ち味として生かされている」と評している。他にも若きプレーヤーへの指摘が並んでおり、「我々はそれを是認していない。彼がもっと上手く、そして賢くならなければならないことは分かっている。ただし彼の勝者としてのメンタリティは評価している」とも述べている。

 サッカーのピッチ上ではフィジカルコンタクトがつきものであり、プレーに対する線引きが困難となる場合も少なくない。しかし、度を越えた“肉弾戦”にはやはり、しかるべき対応が必要と言えるだろう。

[文/構成:ココカラネクスト編集部]

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