去就の噂が絶えない角田。本人はレッドブル残留を第一選択肢にしているが…(C)Getty Images 今季限りでのレッド…

去就の噂が絶えない角田。本人はレッドブル残留を第一選択肢にしているが…(C)Getty Images

 今季限りでのレッドブル離脱が囁かれる角田裕毅のアストンマーティン入りの可能性が海外メディアにより報じられている。今季、アストンマーティンでリザーブドライバーを務めるフェリペ・ドルゴビッチが来季、米国のアンドレッティ移籍が決定。これにより、英モータースポーツサイト『FASTESTLAP.COM』では、角田の今後を見通し、「現実味のある着地先が浮上しつつある」と伝えており、ホンダとの関係性強化も有力視している。

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 近い将来でのF1デビューも噂されていたドルゴビッチのアンドレッティ入りが今月24日に発表された。来季はフォーミュラEでのフル参戦も決まり、事実上、ドルゴビッチはF1の舞台から離れることに。その後任として、角田がアストンマーティンのリザーブの役割を担うと『FASTESTLAP.COM』は予想する。シーズン序盤からレッドブルをドライブする角田は、前回のアゼルバイジャンGPでは6位でフィニッシュし、今季最高成績を収めた。しかし、シーズンを通してトップチームのドライバーに相応しいリザルトは残せておらず、来季の去就が不透明となっている。

 同メディアでは9月27日、2026年シーズンでのアストンマーティン角田加入について考察する特集記事を掲載。今季のレッドブルのパフォーマンスがやはり不十分であるとして、「ツノダはバクーでの結果は安堵をもたらしたものの、安心材料にはなっていない」などと評している。

 その上で、今回のドルゴビッチ移籍のニュースを受け、「以前から取り沙汰されていたツノダとアストンのつながりの扉が再び開かれた形だ」と説いており、アストンマーティンのリザーブ体制の変動が日本人ドライバーにとっても転機となり得ると主張。

 さらに、「ツノダはF1キャリアを通じてホンダ支援を受けており、アストンマーティンとのプロジェクトへの関与は、発表当初から公然の噂となっていた」と振り返る。また現在、シートの行方が論じられているレッドブルグループを離れたケースを想定し、「2026年のアストンでのリザーブ枠は、ツノダのキャリアの停滞ではなく、将来を見据えた再スタートになる」と指摘する。

 リザーブとしてマシン開発にも携わり、レギュラードライバーへの昇格の可能性もゼロではないと見込み、新天地移籍のメリットは大きいと同メディアは強調。「ツノダに必要なのはチーム内での確固たる地位と継続性。アストンマーティン・ホンダはその両方を提供する」などと綴っている。

 新たな道筋も見えてきている角田だが、もちろんレッドブルでの未来も選択肢の一つに他ならない。やはり、自身が理想とするキャリアを歩むためには、残りの7レースで最大限のパフォーマンスを発揮することが求められる。

[文/構成:ココカラネクスト編集部]

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