来春の選抜高校野球大会につながる第153回北信越地区長野県大会(秋季)は27日、長野オリンピックスタジアムで準決勝が行…
来春の選抜高校野球大会につながる第153回北信越地区長野県大会(秋季)は27日、長野オリンピックスタジアムで準決勝が行われ、上田西と長野日大が勝って28日の決勝へ進み、北信越大会(10月、富山県)の出場権を手にした。
上田西は四回に下位打線のスクイズや適時打などで3点を勝ち越し、秋の大会では優勝した2023年以来の決勝進出。長野日大は早めの継投で諏訪清陵の追い上げを許さず、秋では11年ぶりの決勝へ。
敗れた松本国際と諏訪清陵は、北信越大会の最後の1枠をかけて3位決定戦に臨む。
上田西は2番手の割田涼雅投手が、投打に活躍した。二回、先発した1年生投手が四球や安打で走者をため、2死満塁の場面でマウンドへ。「持ち味の直球で押す」。空振り三振で危機を乗り切った。
打っては四回、相手がスクイズの処理に失敗して落胆する中で、中前適時打で一挙に畳みかけた。六回終了で降板するまで、左腕からテンポよく投げ込み、被安打4、失点1と粘ってみせた。
「制球が課題だったが、結果が出ることで自信になっている」。吉崎琢朗監督も「しっかり期待に応えてくれた」。投手陣の層が厚くなっていることに手応えを感じていた。(志賀英樹)
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一回に先行を許した長野日大だが、7盗塁や3犠打など足をからめて小刻みに加点した。二回は単打4本で5得点。相手の失策や暴投にもつけ込み、塁上を駆け巡った。
松橋将之監督は北信越大会出場を決め、まずはほっとした様子。それでも「秋はなかなか勝てていなかったので。ここからが勝負です」。北信越の先にある選抜大会を見据えていた。