◇国内女子◇ミヤギテレビ杯ダンロップ女子オープン 2日目(27日)◇利府GC (宮城)◇6590yd(パー72)◇晴れ…

12番から3連続バーディで来ていたのに、15番の大たたきで一気に後退

◇国内女子◇ミヤギテレビ杯ダンロップ女子オープン 2日目(27日)◇利府GC (宮城)◇6590yd(パー72)◇晴れ(4908人)

最終日を前に、通算4アンダーで工藤遥加神谷そら後藤未有穴井詩三ヶ島かな吉本ここねの6人が首位に並んだ。これは、データが残る1990年以降ではツアー史上3例目となる最多人数タイ(※編注:台風で36ホール短縮競技の2020年「スタンレーレディス」は7人がトップを並走)を記録。混戦模様を描くラスト18ホールとなった。

初日からトップと3打差以内に24人がひしめき合っていたが、2日目にはルーキーの徳永歩が前半に4つのバーディを奪い、一時は独走態勢を築いていた。しかし、コース名物のアイランドグリーンである15番(パー3)でティショットを池に入れて手痛いダブルボギーを喫すると、最終18番(パー5)でもダブルボギーを叩き、1打差の3アンダー7位に後退した。

コースセッティング担当の茂木宏美によって15番はこの日、手前31yd、左9ydの位置にカップが切られた。出場した107人の選手のうち、バーディを奪ったのはわずか4人。パーは59人いたが、ボギー21人、ダブルボギー11人、トリプルボギー8人、さらに+4の「7」を叩いた選手も3人いた。ダブルボギー以上が計22人という大荒れで平均ストロークは「3.7075」。この日のホール別難度で18ホール中トップだった。

政田夢乃はバンカーにつかまって痛恨のトリプルボギーになった

最大瞬間風速は午前10時37分に吹いた11.8m/秒。グリーンの硬さを表すファームネスメーターは初日「319」に対し、2日目は「306」と前日より硬い仕上がりに。2度の池ポチャによって「+4」を叩いた一人となる葭葉ルミは「まさかドロップゾーンからの2球目が入るとは思わなかった」と振り返った。9番アイアンを握った3打目は、一度はグリーンを捉えたが、数回バウンドしたボールは傾斜も効いて池の方向へと吸い寄せられていった。「やっぱり読みづらかった。クラブの番手は悩んだ」と舞うように吹く風に翻弄されたという。

グリーンのスティンプ(速さ)は11.75フィート。今季の国内メジャー初戦「サロンパスカップ」のグリーンコンディションと比べると決して硬く仕上がっていたわけではなかったが、着地場所や球の勢いによってはピン手前に落としても止まらない転がりに苦戦を強いられる選手が多かった。残り18ホール、大どんでん返しのドラマも生まれるか。(宮城県利府町/石井操)

※日本女子プロゴルフ協会(JLPGA)のデータに誤りがあったため、タイトルと原稿を訂正しました。