第78回秋季東海地区高校野球三重県大会(県高校野球連盟主催)の準決勝が27日、津市の津球場であり、津田学園と三重が決勝…
第78回秋季東海地区高校野球三重県大会(県高校野球連盟主催)の準決勝が27日、津市の津球場であり、津田学園と三重が決勝進出を決めた。両校と3位のチームは、10月18日から愛知県である東海地区大会に出場し、成績は来春の選抜大会出場校(東海地区枠は3チーム)を決める参考になる。秋季東海大会への出場は、津田学園が4年ぶり9回目、三重が3年ぶり37回目。県大会決勝と3位決定戦は、28日に津球場で予定されている。(本井宏人)
■3位決定戦で新たな歴史を 四日市
(秋季東海地区高校野球三重県大会準決勝、津田学園11―4四日市=8回コールド)
今夏の甲子園でベスト16入りした津田学園を相手に、四日市が五回に一度は逆転するなど、七回まで互角の戦いを演じた。
四日市は1点を追う五回、2死二、三塁で得平達仁(たつと)捕手(2年)が真ん中のスライダーを引っ張ると、打球は左中間を抜けて2点適時三塁打となり逆転した。前の打席で三振していたが「相手投手の球筋は頭に入っていた。エースの田中(新投手、2年)を助けたい一心だった」と振り返った。
この大会、シード校として2回戦から出場すると、強豪の鈴鹿、いなべ総合を次々と破り、準々決勝では宇治山田商に延長十回タイブレークでサヨナラ勝ち。今秋に就任したばかりの加藤敬三監督(56)は、「夏の選手権三重大会でレギュラーだった選手が引っ張り、チームがかみ合っている」と話す。
1点リードで迎えた八回の守り。四日市は継投に入ったが、3投手が計6安打8失点で逆転コールド負け。得平捕手は「バント処理のミスなどがなければ大量失点は防げた。投手を立て直せなかった」と課題を挙げた。「四日市の新たな歴史を刻みたい」と、28日の3位決定戦で、1960年以来となる秋季東海大会出場をめざす。(本井宏人)
■強打の相手に7イニング無失点
(秋季東海地区高校野球三重県大会準決勝、三重7―0津商=7回コールド)
三重の左腕・吉井海翔(かいと)投手(2年)が、強打の津商を相手に7イニングを投げきり、無失点に抑えた。二回以外は毎回走者を出しながら、変化球主体に打たせて取る投球で切り抜け、「これが自分のスタイル。四球が1だけなのがよかった」と振り返った。
激しいエース争いのなか、今大会から背番号1をつける。3回戦では、夏の選手権三重大会の初戦で敗れた昴学園と対戦し、上田晴優(せいゆう)、古川稟久(りく)の両投手(ともに2年)と3人の継投で零封し、雪辱を果たした。
この試合、一回に前野元佑(げんすけ)選手(1年)が3点本塁打を放つなど、新戦力も芽を出した。「吉井は2点取られたら代えるつもりだった。連戦になるので助かった」と沖田展男監督。津田学園との決勝は、いずれも今春の県大会、東海大会の決勝と同じ組み合わせだ。投手陣に余裕を残し、28日にのぞむ。(本井宏人)