波に乗るマリナーズ打線を前に支配的な投球を見せつけた佐々木(C)Getty Images 圧巻の投球だった。 現地時間9…

波に乗るマリナーズ打線を前に支配的な投球を見せつけた佐々木(C)Getty Images
圧巻の投球だった。
現地時間9月26日に敵地で行われたマリナーズ戦に、佐々木朗希が7回からリリーフ登板。1回(12球)を投げ、被安打1、2奪三振、無失点の快投を見せ、トッププロスペクトとしての存在感を見せつけた。
【動画】60発男ローリーを圧倒した「消える魔球」 佐々木朗希の奪三振ショーをチェック
与えられた役割をきちっと全うした。今月24日にメジャーに再昇格を果たした佐々木は、24日のダイヤモンドバックス戦で中継ぎとして登板。そこでもスコアボードに「0」を刻んでいた23歳は、このマリナーズ戦でも支配的な投球を見せる。
とりわけ圧巻だったのは、二死2塁と得点圏に走者を置いて迎えたマリナーズの主砲カル・ローリーとの対決だった。
今季に60本塁打、125打点、OPS.954と打ちまくっている大砲と対峙した佐々木は、初球にいきなり高めへのスプリットで1ストライクを取ると、2球目も外角低めへのスプリットで空振り。あっという間に追い込んでしまう。
おそらくローリーの脳裏には4シームもよぎっていたであろう局面で、佐々木は三度スプリットを投球。これが内角低めのボールゾーンへとストンと落ち、メジャー屈指の強打者のバットが空を切った。
最後に投じたスプリットの回転数は604。打者にとっては、宙に浮いたボールがスッと視界から消えるように見えたに違いない。ゆえにローリーが2度の空振りを喫したわけである。
この日の最速は100.1マイル(約161キロ)。“消える魔球”と化したスプリットとのギャップは、相手打線をねじ伏せるには十分すぎる内容だった。
一時はマイナーでも防御率7点台を苦心していただけに、中継ぎへの配置転換後に快投を続ける佐々木には、米記者も驚きを隠さない。米専門サイト『Dodgers Nation』のノア・カムラス記者は「ロウキ・ササキはリリーフでまたしても無失点のイニングを記録した」と前置きした上で「ドジャースのブルペンは勝負の10月に向けて、かなりの武器を手に入れた」と強調。佐々木がポストシーズンに向けた重要戦力になったと訴えた。
あくまで昇格後はまだ2登板のスモールサンプルではある。とはいえ、マウンド上で自信のある姿を披露し続ける佐々木には期待しかない。
[文/構成:ココカラネクスト編集部]
【関連記事】56発男シュワーバーも寄せ付けぬ「54-62」の異次元さ 大谷翔平の受賞を巡るMVP論争が白熱「誰もオオタニには及ばない」
【関連記事】「完全にバカげてるよ」自己最多タイ54号は敵地のプールに飛び込む“驚愕の一発” 大谷翔平は「この球をホームランにしたんだ」
【関連記事】「もう認めよう」大谷翔平が失った“4票”に異論噴出 MVP模擬投票の行方に疑問の声止まず「なぜシュワーバーに投票できる?」