男子プロバスケットボールBリーグ3部(B3)の四国2チームが27日、新シーズンの開幕を迎える。香川ファイブアローズはホ…
男子プロバスケットボールBリーグ3部(B3)の四国2チームが27日、新シーズンの開幕を迎える。香川ファイブアローズはホームで新潟アルビレックスBBと対戦。2季連続プレーオフ敗退の悔しさを糧に、好発進を狙う。
今季最初のカードは、2月にオープンしたばかりの「あなぶきアリーナ香川」(県立アリーナ)が舞台だ。チームは8人が残留し5人が新加入。生岡直人社長は強化ポイントに「決め切る力」を挙げる。
補強の目玉は、昨季までB2でプレーした米国出身のタッカー・ヘイモンド選手(30)。味方の得点を演出し、自らもシュートを決めきる攻撃の軸を担う。
昨季B3で日本人最多得点を記録した今林萌(はじめ)選手(26)も東京ユナイテッドバスケットボールクラブから加わった。ゴール下では、フィジカルと俊敏性を武器にリバウンドを量産するカロンジ磯山パトリック選手(25)、幅広いシュートレンジを誇るジェイコブ・ランプキン選手(29)が存在感を放つ。
籔内幸樹ヘッドコーチ(HC、41)体制で3季目。「ディフェンスを中心に素早いバスケ」を掲げる通り、堅守で相手のリズムを断ち速攻で仕留めるスタイルが形になりつつある。
8月末のプレシーズンマッチでは、元NBAの渡辺雄太選手(30)を擁するB1千葉ジェッツを相手に、アレックス・デイビス選手(33)を中心に得点を重ねて勝利。その後、同じく格上のB2愛媛オレンジバイキングスとバンビシャス奈良にも快勝した。
籔内HCは「相手が誰であれ、自分たちを信じてやるべきことをしっかりやる。それが結果につながる」と話す。
アローズはここ2季、レギュラーシーズンを上位で終えたがプレーオフで敗れ昇格を逃した。Bリーグはリーグ改革で2026~27年シーズンからクラブの経営基盤を基準に所属カテゴリーを決めるため、今季は戦績での昇格はない。
それでも目標は優勝だ。籔内HCは「チャレンジャーとして、チャンピオンシップへのリベンジを目指す」と力を込める。(和田翔太)
■徳島も躍進へ 三重と激突
同じくB3の徳島ガンバロウズも27日午後6時から、徳島市のアスティとくしまでヴィアティン三重との開幕戦に臨む。
チームは、昨季B3岐阜スゥープスを率いた小林康法氏(33)を新ヘッドコーチに迎えた。選手は14人中10人が新加入だ。
その中で目を引くのが、39歳の中務(なかつか)敏宏選手。昨季までB1名古屋ダイヤモンドドルフィンズ(D)でプレーし引退を表明。それを撤回し、徳島で現役を続けることにした。
B3に参入して3季目の若いチーム。トップカテゴリーの戦いを熟知するベテランの加入を刺激に、躍進をめざす。