◇国内男子◇パナソニックオープンゴルフチャンピオンシップ 2日目(26日)◇泉ヶ丘CC(大阪)◇6993yd(パー71)…

◇国内男子◇パナソニックオープンゴルフチャンピオンシップ 2日目(26日)◇泉ヶ丘CC(大阪)◇6993yd(パー71)◇曇り(観衆1838人)
国内ツアー史上最年少となる15歳142日でのプロデビュー戦は2日間で幕を閉じた。87位から出た加藤金次郎(愛知・水無瀬中3年)は初日と同じ3バーディ、3ボギーの「71」でプレーし、通算イーブンパーの93位で決勝ラウンド進出はならなかった。
「見に来てくださった方が多いなかで、良い成績を残せなくて悔しい。もっと頑張らないといけないと思いました」。予選通過から遠い位置で終えたプレーに表情を硬くしながらも、しっかりと受け答えに応じた。

フェアウェイキープは初日と同じ86%(12/14)を記録しながらも、「チャンスにつけられないショットが目立ったし、短いパーパットなどのミスがボギーにつながった」ことがもどかしい。「プロの世界で戦うなら、もっといいスコアを出していかないといけない」と自らを戒めた。

来週はラウンド経験があるという、地元・愛知の三好CCで開催される「バンテリン東海クラシック」に出場。早くも巡ってくるリベンジの機会に、「応援に来てくれる人も多いと思う。しっかりと切り替えて、いい成績を出せるように頑張りたい」と気合を入れた。
なお、加藤は今季プロ転向以降の出場は今週を含めた主催者推薦6試合に限られる。国内ツアーにおけるプロ最年少予選通過はジャズ・ジェーンワタナノンド(タイ)が2011年「アジアパシフィックオープン」で記録した15歳301日。今季中に通過すれば更新が可能だ。(堺市南区/塚田達也)
<主な年少選手の国内男子ツアープロデビュー戦>
・加藤金次郎(15歳142日) 2025年「パナソニックOP」予選落ち
・J.ジェーンワタナノンド(15歳300日) 2011年「アジアパシフィックOP」65位
・P. コンワットマイ(16歳39日) 2015年「タイランドOP」34位
・M.ウィ(16歳44日) 2005年「カシオワールドOP」予選落ち
・香川友(16歳64日) 2024年「ACNチャンピオンシップ」予選落ち
・鍋谷太一(16歳114日) 2012年「日本オープン」予選落ち
・石川遼(16歳213日) 2008年「東建ホームメイトカップ」5位