◇米国選抜VS欧州選抜◇ライダーカップ 事前(25日)◇ベスページブラック (ニューヨーク州)◇7352yd(パー70…
◇米国選抜VS欧州選抜◇ライダーカップ 事前(25日)◇ベスページブラック (ニューヨーク州)◇7352yd(パー70)
いよいよ、米国VS欧州の対抗戦「ライダーカップ」が始まる。ニューヨークという土地柄は、ファンがほかの地域と比べても格段に“口汚い”ことで有名で、ベスページで過去に開催された大会でも何度も話題になっている。よく言えば「賑やか」、悪く言えば「下品」。ただし、20年以上ニューヨークに住んできた筆者が言えるのは、むしろそう評価されることをニューヨークのファン自身が楽しんでいる節もあるということだ。
開幕2日前に開催された開会式では、あるハプニングがあった。ゲストスピーカーとして登場したキャシー・ホウクル州知事が登壇した際、ステージ近くにいた多くのファンからブーイングが巻き起こった。民主党支持者が多数派のニューヨーク州、特にリベラルなニューヨーク市において、民主党に所属している知事に対してのブーイングは、なんで?と疑問しかなかった。
一方でトランプ大統領がニューヨーク市内で開かれたテニスの全米オープン会場(8月~9月)に登場した際にも、歓声と同時にブーイングがあがったことがニュースになった。賛否の意見がはっきりと分かれるトランプ大統領ゆえに、ブーイングが聞こえたことは理由がわかるというもの。
とはいえ、メジャー大会の試合会場に現れた現職の政治家に、観客がブーイングをぶつけるというのは、なかなか日本では起こり得ないことではないだろうか。さらに知事へのブーイングはなぜ起きたのだろうか?この疑問を、ベテランのアメリカ人記者に投げかけてみると、納得のいく答えが返ってきた。
「ニューヨーカーは、もともと政治家が好きじゃないんだよ。だから、誰であってもブーイングする。政治家なら、誰であってもブーイングの対象になってしまうんだよ」。なるほど。ニューヨーカーはブーイングすらも観戦の楽しみの一つにしてしまっているのかもしれない。
さて開幕初日の26日(金)、ボルテージの上がる大会会場をさらに盛り上げそうな“イベント”がある。トランプ大統領が来場する。それが関係者の間では持ちきりの話題だ。「トランプさんに会える!」と盛り上がっている訳ではない。
8月のテニス会場にトランプ大統領が来場した際、当日のセキュリティーレベルが極限まで厳しくなったせいで、観客がスムーズに入場できずに大渋滞し、大会は試合開始時間を遅らせなければならなかったという事件があった。すでに大会からは持ち込み荷物の制限などの通達が発せられている。警備もさらに厳重になるだろう。
初日は朝からブーイング?大声援?開幕前からさまざまな話題で持ちきりだ。(JJ田邉カメラマン)