大逆転負けに肩を落とす日本ハム・清宮幸太郎(C)産経新聞社 パ・リーグ2位の日本ハムは、9月25日の西武戦(ベルーナドー…

大逆転負けに肩を落とす日本ハム・清宮幸太郎(C)産経新聞社

 パ・リーグ2位の日本ハムは、9月25日の西武戦(ベルーナドーム)に4-5の大逆転負け。4点リードの7回に滝澤夏央の2点二塁打、タイラー・ネビンの3ランで、一気にひっくり返された。楽天に勝利した首位・ソフトバンクの優勝マジックが「2」に減り、きょう26日にもV逸が決まる。

【動画】今季初の逆方向弾!154キロを捉えた清宮幸太郎の11号2ランをチェック

 立ち上がりから理想的な展開で試合を進めた。両軍無得点の2回。4番・郡司裕也が中前安打で出塁すると、続く5番・清宮幸太郎が西武先発・今井達也の154キロをとらえ、左中間フェンスを越える11号2ランで先制。5回までに4点のリードを奪った。

 清宮にとっては汚名返上の一発だった。2日前の9月23日。日本ハムは本拠地・エスコンドームでの最終戦に0-7の完敗を喫した。試合後は首脳陣、ナインがグラウンドを一周して回ったが、その際に新庄剛志監督から“名指し”。「オールスターからさっぱりホームランを打ってない『清宮アカン太郎』から一言」とマイクを手渡された。

 その日の試合で4打数無安打と沈黙した26歳は「今日もありがとうございました!」と絶叫。続けて「今日の試合は忘れて、明日から頑張ります!」と地元ファンに誓った。24日のオフを挟み、宣言通りの本塁打は今季初の逆方向弾だった。

 それでも、勝利につながらなかった。同学年の先発・北山亘基が7回に味方の失策も絡み、二死から失点して降板。後を継いだ2番手・上原健太が逆転3ランを被弾した。ともにシーズン防御率は1点台。結果と信頼を積み上げてきただけに、大きな誤算となった。

 これで3連敗。ソフトバンクとは4ゲーム差に広がり、優勝マジックは「2」。きょう26日にも9年連続のV逸が決まる。指揮官は23日に「1ミリも諦めていない」と勇んでいたが、崖っぷちに追い込まれた。

[文/構成:ココカラネクスト編集部]

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