大リーグは24日、各地であり、出場選手登録されたドジャースの佐々木朗希が、敵地でのダイヤモンドバックス戦の七回に2番手…
大リーグは24日、各地であり、出場選手登録されたドジャースの佐々木朗希が、敵地でのダイヤモンドバックス戦の七回に2番手で救援登板し、1回を無失点に抑えた。大谷翔平は「1番・指名打者」で出場し、5打数1安打1得点だった。チームは5―4で競り勝った。2位パドレスは敗れてナショナル・リーグ西地区優勝のマジックは1となった。25日(日本時間26日)のダイヤモンドバックス戦に勝てば4年連続の地区優勝が決まる。
ドジャースは、中地区1位のブルワーズ、東地区1位のフィリーズを勝率で上回ることができず、ポストシーズンは30日(同10月1日)に始まるワイルドカードシリーズからの登場になる。
リーグ最多本塁打争いは首位のシュワバー(フィリーズ)が55号、56号を放ち、2位大谷との差を3本に広げた。
エンゼルスの菊池雄星はロイヤルズ戦に先発し、5回1失点で7勝目を挙げた。レッドソックスの吉田正尚はブルージェイズ戦に「4番・指名打者」で出場し、3号ソロを含む5打数2安打2打点。カブスの鈴木誠也はメッツ戦に「5番・右翼」で出場し、4打数1安打1打点だった。
ア・リーグのマリナーズがロッキーズに快勝し、24年ぶりの西地区優勝を決めた。
■豪速球に白羽の矢、13球で貢献
ドジャースの佐々木朗希はあっけらかんと言った。
「思ったより(出番が)急だったので、緊張している余裕もなかった」
大リーグで初めての救援登板は、シーズン最終盤。それも、地区優勝がかかるカードで2点リードした七回にやってきた。
先頭の6番打者への初球は、99.1マイル(約159.5キロ)の球を外角低めいっぱいに決める。2球目のスプリットで三ゴロに仕留めると、さらにギアを上げた。
最速99.8マイル(約160.6キロ)の速球で攻め、2者連続三振。13球で役割を完遂し、ロバーツ監督と固い握手を交わした。
「大事な場面を抑えられて良かった。うれしかった」
チームは9月に入り、救援陣が大崩れした。10敗のうち実に7度は救援に入ってからの失点で負けた。そこで、短いイニングなら豪速球で押し通せる佐々木に白羽の矢が立った。
ロバーツ監督は、数日前までマイナーで調整中だった佐々木を「自信と覚悟があってシーズン前半とはまるで別人」とたたえた。
チームは八回に同点とされたものの、ブルペン待機を直訴した左腕カーショーが九回を無失点に抑えた。「Beat LA」(ロサンゼルスを倒せ)というアリゾナの大声援の中、ダイヤモンドバックスの勢いを食い止め、延長十一回のエドマンの決勝適時打を呼び込んだ。
カーショーは「どんな形であれ、チームに役立てればそれでいい」。不慣れな役割をいとわない献身さで団結した青きスター軍団。地区優勝に王手をかけた。(フェニックス=安藤仙一朗)
■大谷翔平は三塁打
ドジャースの大谷は、第1打席で目の覚めるような当たりを放った。高めの速球を強振し、舞い上がった打球は中堅フェンスへ。本塁打と認定される黄色い線よりわずかに下に当たったが、シーズン自己最多9本目の三塁打とした。ただ、2打席目以降ヒットは出ず。本塁打王争いは、首位シュワバー(フィリーズ)に、残り4試合で3本差をつけられた。