◇国内男子◇パナソニックオープンゴルフチャンピオンシップ 初日(25日)◇泉ヶ丘CC(大阪)◇6993yd(パー71)…

山下勝将(右)の応援に駆けつけた姉の山下美夢有

◇国内男子◇パナソニックオープンゴルフチャンピオンシップ 初日(25日)◇泉ヶ丘CC(大阪)◇6993yd(パー71)

地元・大阪で初めて迎える今季4試合目のレギュラーツアー。山下勝将は、いつもと少し違った緊張感とともに午前組のティイングエリアに上がった。地元ファンからの期待を背負う重圧だけではない。「親戚の人もけっこう来ていて。姉も来ているので、正直ちょっとプレッシャーがあった」。今季から米女子ツアーを主戦場にする姉の山下美夢有が、朝から会場に駆けつけていた。

姉に見守られてプレーするのは、2024年に廣野GC(兵庫)で開催された「日本アマチュアゴルフ選手権」以来。プロツアーでは初めて姉の応援を受けながら、前半はショットのミスによる2連続ボギー発進と序盤からつまずいた。それでも、中盤からは「トップがでかくなる(深くなる)と振り遅れたときは絶対ミスになる」という悪癖修正への意識を強めてショットが復調。一転して流れを引き寄せた。

2オンに成功した9番(パー5)を皮切りに、その後2.5m、5m、1mと立て続けにチャンスにつけて4連続バーディ。パーオンを逃した14番のボギーで勢いを失ったが、5バーディ、3ボギーの「69」で終えるカムバックに「もっと伸ばしたかったけれど、アンダーパーで回れて良かった」と安どの表情を浮かべた。

悪天候により競技中止となった前週の米女子ツアー「NW アーカンソー選手権」から23日(火)に帰国した姉の美夢有は、「いいプレーもあったけれど、もうちょっと頑張ってほしい」と弟を鼓舞。「見ている限り(スコアが)伸びているので、しっかり伸ばして予選通過をしてほしい」とエールを送った。

前回出場の8月「Sansan KBCオーガスタゴルフトーナメント」ではプロ初の予選通過を果たし、52位タイで4日間を終えた。2022年には男子下部ツアー史上7人目のアマチュア優勝を遂げ、高いポテンシャルを示した22歳。家族の応援を力に変え、まずは週末のチケットを確保したい。(堺市南区/塚田達也)