◇国内女子◇ミヤギテレビ杯ダンロップ女子オープン 事前(24日)◇利府GC (宮城)◇6590yd(パー72) 練習場…

青木瀬令奈の撮れたて14本

◇国内女子◇ミヤギテレビ杯ダンロップ女子オープン 事前(24日)◇利府GC (宮城)◇6590yd(パー72)

練習場に現れた青木瀬令奈のキャディバッグには見慣れぬデザインのヘッドが刺さっていた。青木のエースドライバーである13代目ゼクシオXとは違う、シックなデザイン。気になって話を聞くと、今週頭にR&Aの適合リストに掲載されたばかりの“14代目”とみられるゼクシオドライバーだと言う(※適合リストに登録されると試合で使用可能に) 。

ゼクシオの販売は2年周期でことしはその“ゼクシオイヤー”。例年、ツアーでのお披露目は10月半ばの「富士通レディース」が定番。ところが今回に関しては、事前に試打をしていた青木が「早く使いたいから適合リスト登録を早めてもらえないか」とメーカーに直談判し、実際に前倒しの登録になったという。「せっかくなら『ミヤギテレビ杯ダンロップ女子オープン』でお披露目したかった。今週、実戦投入します」と断言。投入を早めるとは、よっぽど新モデルの性能が良かったのだろうか。

青木は「ゼクシオ プラス」を選択

青木の話を聞くと、今回のゼクシオも2機種のラインアップ。青木が選んだのはソールのトウ側に「+マーク」が入る「ゼクシオプラス」というモデルだ。「ノーマルモデルも含めて両方打ちましたが、『X』を使っていたのもあって、その後継モデルの『プラス』を選びました」と、シャフトも赤ベンタス(5R)を継続。「ゼクシオといえば反発系というイメージがあると思いますが、前回より打感がしっかりした感じ。フェースにくっ付いて押す力が強いので、操作性もある。少しスリクソンに寄った感じですね」とその性能を語った。

ゼクシオアンバサダーらしく、青木は“ゼクシオサウンド”の変化にも言及。「2002年の2代目ゼクシオから歴代をずっと使ってきたので、ゼクシオらしい反発感や音、打感に慣れています。今回のは、打音も打感もちょっとスリクソンに寄った感じで弾き感が少し抑えられている印象」。長年使ってきているからこそ、その変化がよく分かるのだろう。クラウンの仕上げもマットになり「見た目がとってもかっこいい。打感と打音に感じた変化は(精悍な)見た目のイメージからくる感覚もあると思います」と言う。視覚と感覚を結び付けながら評価するあたり、まさに“クラブ通”の真骨頂といえる。

新しいフェアウェイウッドも実践投入なるか

さらにその下の番手にも新たな動きがあった。「今日コースで新ゼクシオのスプーン(プラス)を打ったのですが、ファーストインプレッションは凄く良かったです。ヘッドの動き方がもう少しこうなってほしいなという希望があったのですが、最終的に『ここだ!』と思う鉛の貼る位置を見つけ、それがハマりました」とは、練習ラウンド直後の感想。その場で新ゼクシオの5番ウッドにも同じ位置に鉛を貼る調整をリクエスト。3番と5番ウッドを共に14代目に替える可能性が出てきた。

新しいゼクシオに関しては、現段階ではその性能や発売時期など詳細は不明だが、青木のコメントから新モデルへの期待感がにじむ。メーカーからの正式発表を待ちつつ、今週の彼女のパフォーマンスに注目したい。(宮城県利府町/仮屋美遊)

「ゼクシオプラス」を手に練習ラウンドに向かう青木瀬令奈