<大相撲九月場所>◇十一日目◇24日◇東京・両国国技館【映像】ファンの空気を“一変”させた力士のファインプレー 十両十一…
<大相撲九月場所>◇十一日目◇24日◇東京・両国国技館
十両十一枚目・朝白龍(高砂)が十両四枚目・三田(二子山)を押し出して9勝目を挙げた一番は、勢いあまった朝白龍が土俵を割った後に三田をひと押しする形となってしまい三田が土俵下に転落。館内騒然となるも、“あわや”の場面を“ほっこり”な瞬間に変えたある力士のファインプレーに称賛の声が集まった。
九月場所も終盤戦を迎え、十両優勝を争う2敗同士の力士が激突。白熱した取組の土俵際の攻防でのこと。
立ち合い、頭をぶつけるように立った両者はサッと時計回りに90度動きながら腕を出して互いにけん制する。次の瞬間、正面を背にした三田が朝白龍の後頭部を右腕で押さえると同時に右足で朝白龍の右足を鋭くはね上げる蹴返し。
しかし、この瞬間を勝機と見た朝白龍は激しく突き返して三田を土俵際へ。この圧力を嫌った三田が右に変化したが、朝白龍はこれに反応してひと突き。三田はぴょんと跳ねるように土俵を割ったが、三田を猛追していた朝白龍の勢いは急に止まらず、背後から三田をひと押ししてしまう。
背後からひと押しされた三田は激しく土俵下に転落。館内には悲鳴にも似た声が響いて騒然となった。敗れた三田は3敗目を喫し、優勝争いから一歩後退となった。
十両優勝を争う白熱した一番にファンも興奮。「蹴返しが失策だった」「三田も対応されてるな」「どうした三田」「朝白龍、つよ」「手に汗握った」といった反響が相次いだ一方、決着後の展開には「さすがにやりすぎ」「後ろから押した」「危ないだろ」といった驚きと心配の声が相次ぐ。
しかし、そんな館内“ひやり”の場面を“ほっこり”な瞬間に変えたのが、土俵下で待機していた十両六枚目・嘉陽(中村)だった。身長171センチ、体重176キロの“まん丸”ボディで愛されキャラの嘉陽は、三田が落下しそうになると、両手を広げてすぐさま受け入れ態勢万全。その“まん丸”ボディで包み込むようなハグで三田を受け止めた。
この様子にファンの反応は一変。「かよたんクッション発動w」「ポムポムプリンにダイブ」「嘉陽ありがとう」「かよちゃん、可愛すぎるw」「土俵下が嘉陽でよかった」など驚き、称賛、安堵の声が相次いでいた。
十一日目を終え、十両優勝は混沌。朝白龍をはじめ朝乃山、錦富士の実力者3力士が2敗(9勝)で並び、3敗(8勝)に三田、藤青雲、欧勝海の3力士が星一つの差で追いかける展開となっている。(ABEMA/大相撲チャンネル)