<大相撲九月場所>◇十一日目◇24日◇東京・両国国技館【映像】“ほっそり”美脚の164キロ巨漢力士 大相撲九月場所十一日…

<大相撲九月場所>◇十一日目◇24日◇東京・両国国技館

【映像】“ほっそり”美脚の164キロ巨漢力士

 大相撲九月場所十一日目、身長184.5センチ、体重164.2キロの巨漢力士が豪快な上手投げで白星を挙げると館内から歓声が起こった。一方、大きな上半身に対して華奢に見える足での土俵際の粘りに「腕と足がかなり細い」「最後、足怖かった」など驚きの声が多数寄せられた。

 序ノ口十五枚目・京の里(伊勢ノ海)が序ノ口二十五枚目・兎富士(伊勢ヶ濱)を上手投げで下して2勝目(4敗)を挙げた一番。

 東方から京の里が土俵に上がると「足ほそ」「両膝のテーピングが」「腕と足がかなり細い」などと心配の声が上がる。

 立ち合い、左下手を引いたのは兎富士。しかし、京の里は兎富士の左腕を抱え込むと、まわしを引きつけて一気に前へ。土俵際、俵に足がかかった京の里は右上手を取ると、左足を踏ん張り、右上手を引き付けるように自らの体も左に捻りながら豪快な上手投げを決めた。その瞬間、館内に女性ファンの声援が響いた。

 一方、投げを打つ瞬間にテーピングを施す両膝が曲がり、体勢が崩れかけたこともあり「最後、足怖かった」といった驚きと心配の声も聞かれた。

 伊勢ノ海部屋のYouTubeチャンネル「【公式】僕が住んでる相撲部屋【伊勢ノ海部屋チャンネル】」では、ちゃんこ鍋などを作るなど、たびたび料理に勤しむ京の里の姿が映されている。

 九月場所前に公開された動画ではコチュジャンやごま油を使った辛味鍋や、ぶり大根などを作り、所属する力士たちを喜ばせていた。喋り方は穏やかでサービス精神旺盛な京の里のキャラクターはファンに人気で、序ノ口の人気力士の一人となっている。(ABEMA/大相撲チャンネル)