<令和7年度秋季近畿地区高等学校野球大会奈良県予選:天理9-0生駒(7回コールド)>◇23日◇3回戦◇ロートスタジアム奈…

<令和7年度秋季近畿地区高等学校野球大会奈良県予選:天理9-0生駒(7回コールド)>◇23日◇3回戦◇ロートスタジアム奈良

 3季連続の甲子園出場を目指す天理が7回コールド勝ち。8強進出を決めた。

 昨年1月に藤原 忠理監督が就任してから「守り勝つ野球」を標榜してきた天理。この新チームは「究極の守り勝つ野球」を目指していると藤原監督は言う。

「3年生に比べたら、打力が落ちているんですよね。私の中で守り勝つ野球を変えるつもりはありません。夏までは3点から4点の中で守り勝つ野球でした。でも、この子たちは1対0、もしくは0対0のタイブレークで勝つ。守り勝つ野球の中でもレベルを上げて、打てるようになってきたら、だんだん点数を彼らに与えてやったら、良いと思います」

 夏の甲子園からはスタメンが総入れ替え。野手陣の経験不足は否めず、この日も3回まで安打は出なかった。それだけにより失点を少なくする意識を高めている。

 中でも攻守が光ったのが主将の金本 相有内野手(2年)。夏までは二塁がメインだったが、新チームから遊撃にコンバートされた。その中でも二遊間に抜けそうなゴロを好捕するなど守備で存在感を発揮。守備力向上において、夏まで正遊撃手だった赤埴 幸輝内野手(3年)から受けた教えも大きかったと金本は語っている。

「ボールの入り方やセカンドとは違う送球の動き方などを教えてもらって、参考になりました」

 準々決勝の相手はプロ注目右腕の新城 楓雅投手(2年)を擁する奈良大付。守り勝つ野球を体現するには絶好の相手だ。

「次も守り勝つ野球という中で、しっかり0点で守って、近畿大会に近づけるように頑張りたいと思います」と意気込む金本。強敵を下して、近畿大会出場に王手をかけることはできるだろうか。