<大相撲九月場所>◇十一日目◇24日◇東京・両国国技館【映像】“ポツン”と鎮座するミュージシャンの姿 残すところ千秋楽ま…

<大相撲九月場所>◇十一日目◇24日◇東京・両国国技館

【映像】“ポツン”と鎮座するミュージシャンの姿

 残すところ千秋楽まであと5日となった大相撲九月場所十一日目。この日の序ノ口最初の取組前ということもあり、ほぼ客の姿が見られない向正面の客席に“ポツン”と座るミュージシャンの姿を中継カメラが捉えた。まさかの光景に「さすがに目立つでしょ」「朝からお姿が」「ビックリしたw」など驚きの声が相次いで寄せられた。

 まだ静かな国技館の会場内に呼出の打ち鳴らす乾いた拍子木の音が響き渡った。「大変長らくお待たせいたしました。ただいまより、大相撲九月場所十一日目の取組を開始いたします」と館内アナウンスが行われると、土俵上の呼出・勝希が序ノ口二十三枚目・西村(音羽山)と序ノ口二十一枚目・浜田山(芝田山)の四股名を呼び上げた。行司の式守友三郎がそれに続いた。

 そして、両力士が土俵に上がった次の瞬間だった。カメラが向正面に座る一人の男性の姿を捉える。注目を集めた男性は、ラテン系音楽ユニットの東京パノラママンボボーイズをはじめ、グリーンランド国際サンタクロース教会公認のサンタクロース、会員制餃子「蔓餃苑」のオーナー、入浴剤ソムリエなどマルチに活躍するマンボミュージシャンのパラダイス山元さん。

 トレードマークのニット帽で一目でわかるパラダイス山元さんは、じつは今場所3度目観戦の好角家だ。十一日目、早々に会場入りしたパラダイス山元さんは自身のXで「わくわく 序の口から全取組観戦します」とまだ客の入っていない国技館の土俵をバックに撮影した自撮り写真を投稿。

 初日にはXに「大相撲九月場所 初日 国技館開場一番乗り~」と記し、入り口でのチケットのもぎりシーンを動画で投稿。今場所、開場後の一番乗りを達成したことを報告。さらに16日の三日目にも国技館で観戦。同じくXで、力士の入り姿や色とりどりの着流し姿。国技館のグルメやグッズなど、現地観戦を満喫する様子を自身のXで紹介していた。

 なお、その後の取組では西村が押し出して5勝目(1敗)を挙げ、敗れた浜田山が3敗目(3勝)を喫した。(ABEMA/大相撲チャンネル)